2017年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

データベース論(Database Theory)[5T01]

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2単位
高見 一正 非常勤講師  
最終更新日 : 2018/09/28

<授業のねらい>
今日の情報処理システムにおいて、データベースは種々のアプリケーションから共有される不可欠な存在である。データベース処理の基本技術は、磁気ディスクなどの二次記憶装置に格納した大量のデータをアプリケーションからその物理的な構成を意識することなく自由にしかも効率よく操作できるようにすることである。アプリケーションにデータの物理的な構成を意識させずに操作させるためにデータモデルがあり、現在、ビジネス情報処理の分野で最も普及しているデータモデルはリレーショナルデータベース(RDB)である。この科目ではRDBを中心に、データベースの基本概念、使い方と実現方法を講義する。特に、リレーショナルデータベース言語SQLについては完全にマスターする。

<受講にあたっての前提条件>
情報処理システムに関する基本的な知識を習得しておくこと。

<具体的な到達目標>
データベースの役割と基本概念、リレーショナルデータベース(RDB)のSQLの基本コマンドとその使い方を理解できること。

<授業計画及び準備学習>
第1回 ガイダンス&データベースの基本概念
   準備学習:シラバスを読み、教科書、評価方法、等を確認しておくと。
第2回 リレーショナルデータベースの基礎(1)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。
第3回 リレーショナルデータベースの基礎(2)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。前回の復習をしておくこと。
第4回 リレーショナルデータベースの基礎(3)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。前回の復習をしておくこと。
第5回 データベースの設計(1)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。前回の復習をしておくこと。
第6回 データベースの設計(2)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。前回の復習をしておくこと。
第7回 データベースの設計(3)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。前回の復習をしておくこと。
第8回 リレーショナルデータベース言語SQL(1)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。前回の復習をしておくこと。
第9回 リレーショナルデータベース言語SQL(2)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。前回の復習をしておくこと。
第10回 リレーショナルデータベース言語SQL(3)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。前回の復習をしておくこと。
第11回 リレーショナルデータベース言語SQL(4)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。前回の復習をしておくこと。
第12回 リレーショナルデータベース言語SQL(5)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。前回の復習をしておくこと。
第13回 リレーショナルデータベース言語SQL(6)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。前回の復習をしておくこと。
第14回 リレーショナルデータベース言語SQL(7)
   準備学習:教科書を予習しておくこと。前回の復習をしておくこと。
第15回 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法>
基本的には期末試験の成績により評価を行う。ただし、ボーダーラインにあるものについては、毎回の演習問題の得点および授業の出席状況を考慮する。

<教科書>
速水治夫,「リレーショナルデータベースの実践的基礎』, コロナ社, ISBN:978-4-339-02435-7 (2008.12)

<参考書>
[1]速水 治夫, 山崎 晴明, 宮崎 収兄,「データベース (IT Text) 」オーム社 (2002.08)
[2]速水 治夫,古井 陽之助,服部 哲,「Webデータベースの構築技術」コロナ社、2009年10月

<オフィスアワー>
金曜日の授業終了後

<学生へのメッセージ>
講義は教科書に沿って進めるため、教科書は必ず購入すること。説明の為にPCプロジェクターを使用する。演習問題は別途配布して実施する。


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