2017年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

符号理論(Coding Theory)[4T05]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
小林 亜樹 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/09/28

<授業のねらい>
受講者は、情報理論で示された情報を通信路を通じて送信する際の符号化の実際について学びます。
符号化の基礎から学び、具体的な符号化手法、効率性、誤り訂正などについて実際の符号の仕組みを理解する。
実際に、符号化、復号化を行ってみる。

<受講にあたっての前提条件>
「情報理論」を履修しておくこと。

<具体的な到達目標>
1. 基本的な符号化手法について原理を理解する。
2. 基本的な符号化手法を実際に適用して、符号化、復号化できる。

<授業計画及び準備学習>
1. 情報源符号化 符号化の基礎
2. 符号の木
3. ハフマンの符号化
4. パリティチェック符号
5. ハミング符号
6. 既約台形正準形
7. 巡回符号化
8. 巡回符号化復号化
9. 符号化回路
10. BCH符号 ガロア体
11. BCH符号化
12. BCH復号化
13. 連続情報の符号化
14. 産業における符号
15. 学習成果の確認(試験)
注: 受講者能力により変更することがある。

<成績評価方法>
定期試験:授業内課題点=8:2で評価し,60点以上を合格とする.
7割以上の出席を単位修得条件とし、これ未満の出席では他の評価如何に関わらず不合格である。

<教科書>
情報理論第2版 南敏著 産業図書
教科書は毎回必ず持参のこと。最初の時間から必ず持参してください。

<参考書>
なし

<オフィスアワー>
水曜日 12:50-13:40 新宿校舎23F A-2375

<学生へのメッセージ>
講義中に口頭試問することがある。
板書とノート上での演習があるため、これらの準備をしておくこと。
前回以前の内容を参照する場合もあることに留意すること。


ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2017 Kogakuin University. All Rights Reserved.