2017年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

情報理論(Information Theory)[4T04]

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2単位
岡本 教佳 非常勤講師  
最終更新日 : 2018/09/28

<授業のねらい>
パソコン,インターネットはもちろん,CDやDVD,携帯電話にTVといった家電まで,今日の高度情報化社会はデジタル技術で支えられている.
デジタル技術の基盤として位置付けられる学問が情報理論である。
情報理論の講義では,例を示しながら演習を交えて情報理論を解説する.

<受講にあたっての前提条件>
数学の基礎を学習しておくこと。(特に指数、対数、確率など)

<具体的な到達目標>
「情報」というものを明確に表現する方法、
「情報」を伝える方法
情報理論は「情報」の伝達をモデル化する方法
を修得する。

<授業計画及び準備学習>
第1回 情報理論とは?
第2回 情報のとらえ方と情報量
第3回 エントロピーの性質
第4回 情報源1
第5回 情報源2
第6回 情報源符号化1
第7回 情報源符号化2
第8回 具体的符号化法
第9回 通信路と相互情報量1
第10回 通信路と相互情報量2
第11回 通信路符号化
第12回 誤り検出と訂正
第13回 線形符号
第14回 演習
第15回 総括

<成績評価方法>
期末試験の結果を100点満点で評価し,60点以上の者に単位を認める.

<教科書>
「情報理論のエッセンス」、
平田廣則著、オーム社、
ISBN:9784274216039
または、
「情報理論のエッセンス」、
平田廣則著、昭晃堂、
ISBN:4-7856-3143-0

<参考書>
「情報理論」
南敏著、 産業図書
ISBN-13: 978-4782890097

<オフィスアワー>
木 17:00〜17:45 講師控室


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