2017年度工学院大学 先進工学部応用物理学科

代数学(Algebra)[2P37]

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2単位
森澤 貴之 准教授  
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
・代数学の基礎的概念である群・環・体を知る。
・準同型定理を身につける。

<受講にあたっての前提条件>
線形代数の知識を前提とする。

<具体的な到達目標>
・群の概念や基本的な性質が理解できる。
・環の概念や基本的な性質が理解できる。
・体の概念や基本的な性質が理解できる。

<授業計画及び準備学習>
1.集合と写像
準備学習:線形代数で学んだことを復習しておくこと。

2.同値関係と商集合
準備学習:前回学習した内容を復習し、関連する問題を解いておくこと。

3.群の定義と例
準備学習:前回学習した内容を復習し、関連する問題を解いておくこと。

4.部分群と正規部分群
準備学習:前回学習した内容を復習し、関連する問題を解いておくこと。

5.剰余群
準備学習:正規部分群・商集合について復習し、関連する問題を解いておくこと。

6.群の準同型写像
準備学習:写像について復習し、関連する問題を解いておくこと。

7.群の準同型定理
準備学習:剰余群・群の準同型写像について復習し、関連する問題を解いておくこと。

8.環・体の定義と例
準備学習:群の定義を復習し、関連する問題を解いておくこと。

9.イデアル
準備学習:部分群について復習し、関連する問題を解いておくこと。

10.剰余環
準備学習:剰余群・イデアルについて復習し、関連する問題を解いておくこと。

11.環の準同型写像
準備学習:群の準同型写像について復習し、関連する問題を解いておくこと。

12.環の準同型定理
準備学習:群の準同型定理・剰余環・環の準同型写像について復習し、関連する問題を解いておくこと。

13.まとめと発展
準備学習:前回までに学習した内容を復習しておくこと。

14.学習内容の振り返り
準備学習:期末試験で解けなかった問題を解き直しておくこと。

<成績評価方法>
試験期間に実施する試験で評価し、Grade D以上の者に単位を認める。
(2014年度以前入学者は100点満点の試験で60点以上で単位を認める。)

<教科書>
中島匠一著「代数と数論の基礎」共立出版

<参考書>
講義中に用いることはないが、いくつか参考書を挙げておく。

・雪江明彦著「代数学1「代数学2」「代数学3」日本評論社
・石田信著「代数学入門」実教出版
・渡辺 敬一・草場公邦著「代数の世界」朝倉書店

※これらに限らず、自分にあった本を探すとよい。

<オフィスアワー>
授業の前後、授業教室


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