2017年度工学院大学 先進工学部応用物理学科
実務のための知的財産権(Intellectual Properity for Bussiness)[0039]
1単位 草部 一秀 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 特許権利化に代表される知的財産実務は、企業・研究機関等での研究開発部門では優先順位の高い仕事となっている。これに携わるためには、(理系の)技術・専門性に加えて(文系の)法律面での知識が必要とされるため、少々苦手意識を持って捉えられるかも知れない。
本講義では、知的財産実務の入門として、権利化までの一連の業務フローを紹介し、知的財産件に関する基礎知識を習得することを目的とする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 必須となる前提条件は求められないが「知的財産権法」を受講していることが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- 知的財産技能検定3級の合格レベルを目標とする。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回:イントロダクション (特許に携わる仕事とは)
第2回:特許法 (法目的、保護対象などについて) 第3回:意匠法 (保護対象、登録要件など) 第4回:商標法 (保護対象、登録要件など) 第5回:条約 (パリルート、PCTなど) 第6回:著作権法 (著作物、人格権など) 第7回:知的財産技能検定・弁理士試験、および授業内試験
- <成績評価方法>
- 授業内試験により成績評価する。
- <教科書>
- 特に指定はしないが「知的財産管理技能検定」に関わるものを勧める。
- <参考書>
- 例として、知的財産管理技能検定3級厳選過去問題集(知的財産教育協会編)
- <オフィスアワー>
- 八王子キャンパス5号館803室にて。事前にメール連絡にて時間調整を行うこと。
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