2017年度工学院大学 先進工学部環境化学科

分離工学及び粉粒体工学演習(Practice of Separation Processes and Powder Technology)[3L13]

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1単位
並木 則和 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
中尾 真一 特任教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
並行して開講される「分離工学」と「粉粒体工学」の講義に歩調を合わせ,講義内容の理解を容易にするため,基礎的な事項についての計算方法を身につける。

<受講にあたっての前提条件>
「分離工学」と「粉粒体工学」を同時に履修していること。

<具体的な到達目標>
「分離工学」で必要とされる基礎的な計算演習問題が自力で解けること。
「粉粒体工学」で必要とされる基礎的な計算演習問題が自力で解けること。

<授業計画及び準備学習>
1. (S) 物質収支と物質移動の基礎
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。
2. (P) 粉粒体の統計学
準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。
3. (S) 溶解平衡と二重境膜モデル
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。
4. (P) 各種集塵装置と性能推定法
準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。
5. (S) 吸収塔の高さ
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。
6. (P) 液中微粒子の分離装置(沈降濃縮装置)
準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。
7. (P)中間試験
準備学習:2、4、6回目の演習内容を復習しておくこと。
8. (P) 液中微粒子の分離装置(ケーク沪過・浮上分離)
準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。
9. (S) 気液平衡
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。
10. (P)粉粒体層の特性(圧縮試験、容器内の粉粒体層の静圧分布)
準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。
11. (S) 単蒸留
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。
12. (P) 粉粒体層の特性(粉粒体の流動、粒子の付着力)
準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと
13. (S) 多段連続蒸留
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。
14. (S)&(P) 授業のふりかえり
準備:今まで行った演習の内容を再度復習しておくこと。

<成績評価方法>
「分離工学」と「粉粒体工学」各6回行なう演習のうち、それぞれ4回以上の出席が修得の必要条件。演習レポート(50%)および定期試験(50%)の配点割合で、6段階のGrade(A+, A, B, C, D, F)で評価し、D以上の者に単位を認める。

<教科書>
指定教科書無し。
「分離工学」と「粉粒体工学」の講義資料。

<参考書>
指定参考書無し。

<オフィスアワー>
水曜日 17:30〜18:30
分離工学の部分  新宿校舎 A1973室 maku@cc.kogakuin.ac.jp
粉粒体工学の部分 新宿校舎 A1975室 nnamiki@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
選択科目であるが、講義の「分離工学」と「粉粒体工学」に合格するための必須科目と考えて受講することが望ましい。毎回関数電卓を持参すること。


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