2017年度工学院大学 先進工学部環境化学科

情報処理入門(Introduction to Computer Literacy)[6108]

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2単位
山崎 浩之 講師  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/09/28

<授業のねらい>
大学で学ぶ上で必要不可欠であるWindowsパソコンの基本操作、および、Active Mail、Internet Explorer、Word、Excel、PowerPointの使用方法を、講義と演習を通じて習得することを目標とする。OSはWindows 7, OfficeはMicrosoft Office 2013を用いる。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。

<具体的な到達目標>
・セキュリティ対策について理解し、IT環境を安全に利用するための知識を身につける。
・不正アクセスや著作権侵害などの問題点を理解し、違法なネットワーク利用を避けることができる。
・タッチタイピングにより、実用的な速度で文字入力ができる。
・パソコンのメールに関する基本的操作ができる。
・検索エンジンの仕組みを理解し、googleで情報を検索できる。また、得られた結果を適切に扱える。
・Word 2013を用いて、文章・表・数式を自在に書くことができる。
・Excel 2013を用いて、データの統計的処理やグラフ化ができる。
・PowerPoint 2013を用いて、アニメーション等を含むプレゼンテーションのスライドを作ることができる。

<授業計画及び準備学習>
1. 授業の概要とコンピュータ入門
  学習内容: パソコンの仕組み、n進数、ネットワークについて学ぶ。
  準備学習: 教科書第1章「コンピュータ入門」を予習する。

2. Windowsの基本操作
  学習内容: Windowsパソコンの基本的な操作方法を学ぶ。
  準備学習: 教科書第2章「Windowsとウェブブラウザの操作方法」を予習する。

3. インターネットと情報倫理
  学習内容: Webブラウザの使用方法、情報の検索方法、情報セキュリティ、情報倫理について学ぶ。
  準備学習: 教科書第3章「インターネット情報の検索と利用」を予習する。

4. 電子メールの使い方
  学習内容: 大学の電子メール(Active Mail)の使い方を学ぶ。
  準備学習: 教科書第4章「電子メール」を予習する。

5. Wordの使い方1(基本操作)
  学習内容: Wordの起動方法と基本的な操作(文章の入力、保存、印刷操作等)について学ぶ。
  準備学習: 教科書第5章「ワードプロセッサ」(5.4節まで)を予習する。

6. Wordの使い方2(文字の編集,表の作成)
  学習内容: 各種の文字、文書の編集について学ぶ。書の装飾と表の作成について学ぶ。
  準備学習: 教科書第5章「ワードプロセッサ」(5.5, 5.6, 5.7節)を予習する。

7. Wordの使い方3(数式と図)
  学習内容: 数式の書き方、図の描画、図の挿入について学ぶ。
  準備学習: 教科書第5章「ワードプロセッサ」(5.8節)を予習する。

8. Excelの使い方1(基本操作)
  学習内容: Excelの起動方法と基本的な操作について学ぶ。
  準備学習: 教科書第6章「表計算ソフトウェア」(6.2.3節まで)を予習する。

9. Excelの使い方2(数式とグラフ)
  学習内容: 数式の利用とグラフの作成について学ぶ。
  準備学習: 教科書第6章「表計算ソフトウェア」(6.2.4, 6.2.5節)を予習する。

10. Excelの使い方3(収支計算と3次元グラフ)
  学習内容: Excelを用いて、収支計算や3次元グラフの描画を行う。
  準備学習: 教科書第6章「表計算ソフトウェア」(6.3節、演習6.4まで)を予習する。

11. Excelの使い方4(級数と数列)
  学習内容: Excelを用いて、級数や数列の計算を行う。
  準備学習: 教科書第6章「表計算ソフトウェア」(6.3節、演習6.5から)を予習する。

12. PowerPointの使い方1(基本操作)
  学習内容: PowerPointの起動方法と基本的な操作について学ぶ。
  準備学習: 教科書第7章「プレゼンテーション」(7.3節まで)を予習する。

13. PowerPointの使い方2(挿入とアニメーション)
  学習内容: グラフや図の挿入、アニメーションの設定について学ぶ。
  準備学習: 教科書第7章「プレゼンテーション」(7.4節から)を予習する。

14. 学習内容の振り返り
  学習内容: 学習の成果を確認する。
  準備学習: これまで授業で学習した全ての内容を復習すること。

<成績評価方法>
定期試験期間内に筆記試験(資料持込不可)を実施します。
定期試験(50%)と演習評価(50%)により判定し、Grade D以上の者に単位を認めます。
正当な理由なく定期試験を受験しなかった場合は受講放棄と判断し、Grade Fとします。

演習評価は提出課題の提出状況と完成度(できばえ)に加え、毎回の授業への参加状況を評価します。

 提出課題には長期課題(情報倫理・タッチタイピング)と短期課題があります。
 長期課題は期末試験までに学習を完了し、結果を提出してください。
 短期課題は、授業の進行に沿って出題する宿題です。期限を明示して提出の指示を与えますので、
出題内容をよく確認し、指定された期限までに仕上げて提出してください。受理できる水準にない
提出物に対しては、再提出を求める旨をメールで連絡しますので、指示に従ってください。
 演習評価における情報倫理・タッチタイピング・その他の短期課題の評価割合はおおむね1:1:3とし、
授業の欠席について1回あたり2点を減じます。

<教科書>
『理工系 コンピュータリテラシー』加藤 潔 他(共立出版)

<参考書>
『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』吉田拳(技術評論社)

<オフィスアワー>
八王子(前期):水曜日 16:00〜18:00 <居室未定>
不在の場合もあるので、事前に連絡することを推奨します。
学生連絡用のメールアドレスは ct10634[at]ns.kogakuin.ac.jp です。
なお、簡単な質問は授業後の教室でも受け付けます。

<学生へのメッセージ>
上記の指定教科書を演習書として利用します。一人一冊ずつ必ず毎回持参してください。他の学生の教科書を見せてもらう行為は、相手に迷惑となるので禁止しています。

 いろいろなソフトウェアを紹介していきますので、「ひと通り使えるようになった」と言えるよう、休まず出席してください。情報倫理についてはe-Learningシステムによる自習となります。また、タッチタイピングについても指定のソフトウェアを用いた自習となります。どちらも自分で進度を管理し、期末試験までに学習を完了してください。


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