2017年度工学院大学 先進工学部環境化学科

プログラミング論I(Programming Techniques and Algorithms I)[4231]

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2単位
米澤 宣義 非常勤講師  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
プログラミング言語Cによる基礎的なプログラミング技術を習得する。具体的には、言語の構文則を学んでプログラムの読解力を高めつつ基本的な問題をコンピュータで解くためのプログラミング技術を習得する。但し、コンピュータによる演習は行わない。プログラミングの演習はプログラム論Tで学んだ題材をベースに2年1期で行う。したがって、2年でプログラミング演習Tを受講する者は必ず本科目を受講する必要がある。

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
1.プログラミング言語Cの構文則を習得することができる。
2.プログラムがどのような手順でデータを処理しているかを理解することできる。
3.問題を順序立てて解法する論理的思考を高めることができる。
4.問題を解くための手続きをC言語で記述してプログラムを作ることができる。

<授業計画及び準備学習>
1. C言語とは何か、C言語のプログラム構造、変数、出力
2. 型、演算子
3. 分岐処理if文、switch文
4. 繰り返し処理for文、while文
5. 配列、ポインタ
6. 文字列
7. 関数の作成
8. プログラミング演習T
9. ポインタを関数に渡す、プロトタイプ宣言
10. ファイルの分割、変数の種類
11. 構造体
12. ファイルの入出力
13. プログラミング演習U
14. 学習内容の振り返り

ただし,学習の進捗状況並びに知識の習得状況により授業計画を修正する場合がある.その場合には講義などを通して別途通知する.また,講義中に理解度の確認あるいは理解を深めるための小テストを行う場合がある.講義に必要な準備学習については,教科書の指定された箇所や配布した資料を読むなどの準備をする.講義を受けた後は復習して、解らない箇所があればそのままにせず教員に尋ねる.

<成績評価方法>
定期試験で評価を行う.ただし、出席数が全講義数の3分の2以上の者のみが評価対象となる.なお、遅刻に関しては遅刻2回を1回の欠席とみなす

<教科書>
「C言語改訂版@はじめてのプログラミング」  倉 薫 (翔泳社)

<参考書>
「独習C」ハーバート・シルト (翔泳社)

<オフィスアワー>
電子メールで連絡ください.連絡用のメールアドレスは第1回目の講義の時に通知する.簡単な質問は,講義後に教室で受け付ける.

<学生へのメッセージ>
他大学の文系の学生はレベルアップのため一生懸命プログラミングを勉強しています.あなたは、どうする


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