2017年度工学院大学 先進工学部応用化学科

応化物理学実験(Adavanced Physical Chemistry Laboratory)[6A13]

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1単位
飯田  肇 講師  [ 教員業績  JP  EN ]
今枝 佑輔 非常勤講師  
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
本科目は、教職を目指す学生向けの実験であり、教える側と教わる側の両方の立場で実験を行なう。それを通じて、物理定数や物性を測定、計測する技術を習得するとともに、理解したことを整理して、相手に分かりやすく説明する能力を習得する。

<受講にあたっての前提条件>
・ 教職課程を履修していること。
・「物理学1」を受講、または受講中であること。

<具体的な到達目標>
(1)測定装置の原理,構造を理解し,適切に使用して,正確に測定や実験ができること。
(2)測定データの精度を正しく理解し、コンピュータを用いた統計処理ができること。
(3)必要事項をすべて網羅し,かつ無駄のないレポートによる報告ができること。
(4)理解した内容を整理して、学習指導案を作成できること。
(5)理解した内容を教える立場に立って、相手に分かりやすく説明できること。

<授業計画及び準備学習>
第1週から第6週
以下の3つの実験を行う。
いずれの実験テーマも2週にわたって行われる。
【準備学習】事前に指定された教科書の部分、あるいは事前に配布されたプリントについて熟読し、実験内容・手順を把握する。
1週目:講義を受けた後、実験を行い、実験操作や実験データの整理の仕方を学ぶ。
【課題/準備学習】1週目に行った実験を教える側になることを想定して、学習指導案を作成する。
2週目:教える側と教わる側の両方の立場で相互に実験授業を行なう。
【課題】実施した授業の問題点・改善点をまとめ、実験結果とともにレポートにする。

実験項目
・角運動量保存の法則
・光の回折・干渉
・RC回路の特性

第7週 レポート討論、学習の振り返り

<成績評価方法>
指定された実験テーマすべてのレポートの提出を必須とし、それぞれのレポートによって成績を評価する。このレポートの評価により、A+、A、B、C、D、Fの6段階のGradeで評価する。A+〜Dの者に単位を認める。

<教科書>
「物理学実験」(学術図書出版:工学院大学物理学教室編)

<参考書>
「新しい誤差論-実験データの解析法」(共立出版:吉澤康和)
「物理学講義 改定版」(培風館:加藤潔)

<オフィスアワー>
土曜日3限の時間帯、12-105室

<学生へのメッセージ>
この授業は予習が必須です。教科書および実験ノートは必ず購入し、実験日の前までに教科書または配布プリントの該当する項目を熟読することが重要です。


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