2017年度工学院大学 先進工学部応用化学科

有機化学II(Organic Chemistry II)[2G29]

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2単位
山口 和男 講師  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
有機化合物の命名法と性質、有機反応の原理を理解する。

<受講にあたっての前提条件>
「有機化学 I」を十分に理解していること。また、「有機化学基礎」を受講していることが望ましい。
(「有機化学演習」も受講することが望ましい。)

<具体的な到達目標>
(1)構造式を見て、基本的な性質を判断できる。
(2)極性反応の基本的な原理を理解できる。

<授業計画及び準備学習>
毎回受講する前に、教科書の対応する部分を読んでおくこと。
1.立体化学1:立体配座、鏡像異性体
2.立体化学2:ジアステレオマー、メソ化合物
3.ハロゲン化アルキルの命名法、構造、性質、製法
4.ハロゲン化アルキルのSN2反応
5.ハロゲン化アルキルのSN1反応
6.ハロゲン化アルキルのE1反応
7.ハロゲン化アルキルのE2反応
8.求核置換、脱離反応のまとめ
9.アルコールとフェノールの命名法、構造、性質、製法
10.アルコールとフェノールの反応
11.アミンの命名法、構造、性質、製法
12.アミンの反応
13.学習成果の確認(試験)
14.学習の振り返り

<成績評価方法>
授業にきちんと出席することが成績評価の前提です。授業の最後に実施する確認テストで評価をします。A+〜Fの6段階評価でD以上の者を合格とします。

<教科書>
マクマリー有機化学概説(東京化学同人)

<参考書>
マクマリー有機化学(上、中、下)(東京化学同人)
ブルース有機化学(上、下)(化学同人)
ボルハルトショアー現代有機化学(上、下)(化学同人)

<オフィスアワー>
火曜日9:00-13:00 八王子キャンパス 5号館5-201号室

<学生へのメッセージ>
有機化学のおもしろさを実感して、世の中で使われている有機化合物に興味をもって欲しいと思います。
そのためには、基本(仕組み)を理解する力が必要です。


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