2017年度工学院大学 先進工学部応用化学科
物理学演習(Exercises in Physics)[1427]
1単位 木村(粟田)久美子 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 「物理学1」および「物理学2」で学んだ力学に関する理論について,
具体的な演習問題を自ら解くことによって理解を深める.
- <受講にあたっての前提条件>
- 高校での物理学履修は問わないが,数学の基礎知識は必須である.
特に関数・ベクトル・微分積分について復習しておくように.
- <具体的な到達目標>
- 1. 運動の3法則を理解し,応用できる.
2. 保存則の理解し,応用できる.
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス,単位系,次元
準備学習:高校で学習したベクトル・微積分を復習し,1章例題・確認と演習の準備を理解する 2.ベクトル演算(1) 準備学習:1章演習問題を解き,2章例題・確認と演習の準備を理解する 3.ベクトル演算(2) 準備学習:2章演習問題を解く 4.ベクトル演算(3) 準備学習:2章演習問題を解く 5.速度,加速度(1) 準備学習:3章例題・確認と演習の準備を理解し,3章演習問題(基礎)を解く 6.速度,加速度(2) 準備学習:3章演習問題(応用)を解く 7.運動方程式,等加速度運動(1) 準備学習:4章例題・確認と演習の準備を理解し,4章演習問題(基礎)を解く 8.運動方程式,等加速度運動(2) 準備学習:4章演習問題(応用)を解く 9.運動方程式,等加速度運動(3) 準備学習:配布されたプリントを解く 10.振動 準備学習:5章例題・確認と演習の準備を理解し,5章演習問題を解く 11.中心力による運動 準備学習:6章例題・確認と演習の準備を理解し,6章演習問題を解く 12.仕事と力学的エネルギー(1) 準備学習:7章例題・確認と演習の準備を理解し,7章演習問題(基礎)を解く 13.仕事と力学的エネルギー(2) 準備学習:7章演習問題(応用)を解く 14.学習の振り返り
- <成績評価方法>
- 板書による発表,レポート,小テストなどによる平常点50点+定期試験50点の100点満点で評価し,Grade D以上を合格とする。
ただし,授業内で板書による演習問題の発表を行わない者は,定期試験を受ける資格がなく、単位も認定されないので注意すること。
- <教科書>
- 「物理学演習テキスト」 (学術図書出版)
- <参考書>
- 演習テキストの解説はあくまでも要点のみであるから物理学講義で用いられているテキスト及び授業ノートを参考に問題演習をすること.
加藤潔著「理工系物理学講義(改訂版)」培風館
- <オフィスアワー>
- 月曜日 12:50〜13:40 (八王子校舎1W−332室 物理準備室)
質問などがある場合は 「Physics.Exercise@map.kogakuin.ac.jp」 に自分の学籍番号,氏名,演習担当者の氏名を明記した上で問い合わせるように。
- <学生へのメッセージ>
- 演習では「手を動かすこと」が重要である。
全ての問題に自力でトライすること。 友人と相談するのは良いが,何も考えずに,教えてもらったことを写すだけでは何にもならない。 また数値計算は電卓を上手に活用すること。
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