2017年度工学院大学 先進工学部生命化学科

中国語II(Chinese II)[4N26]

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2単位
趙   怡 非常勤講師  
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
「二外は学んでも話せない」というのは一般的な「実情」ではないだろうか。本科目はそれを打破すべく、「話す」ことに重点を置くものである。初級中国語で学ぶべき発音、基礎的な文法事項を一通り履修した学生を対象に設けられた授業であるが、基礎から始まるので、中国語Tを履修したものの、あまり自信がない者にも「学び直す」チャンスとなる。受講生一人ひとりの語学力とニーズに合わせる工夫をしながら、授業を進める予定である。
 授業の内容は場面による日常会話を中心に、話すと聴くことに重点を置く。授業を通して中国語によるコミュニケーション能力を上達させる一方、多くの映像や補助教材を通して「生」の中国語と中国の社会、自然をより多く知ることもできる。

<受講にあたっての前提条件>
中国語1を受講し、かつ合格したこと。

<具体的な到達目標>
・中国語の発音記号(ピンイン)を正しく発音し、かつ聞き取れる。
・教科書の内容を理解し、ドリルをこなせる。
・中国語の基礎文法と単語をマスターする。
・対話練習やプレゼンテーションを通じてコミュニケーションの能力を向上させる。

<授業計画及び準備学習>
基本的に二週間一課のペースで進む。初回はテキストと文法の学習で、二回目は会話と聴解などのドリルをこなす。受講生のレベルに応じて進度を調整するが、毎回の復習と予習が不可欠である。特に準備学習としてテクストの音読と、単語またはテクストの暗記が要求される。中国語検定試験の受験希望にも対応する。

前期
1. ガイダンス、ウオーミングアップ。
2. 第1課 自己紹介(名前、年齢、初対面の挨拶)
3. 口頭発表、ドリル
4. 第2課 通学(距離、所要時間、移動手段)
5. 口頭発表、ドリル
6. 第3課 趣味、愛好(できる、動作の出来・程度)
7. 口頭発表、ドリル
8. 第4課 アルバイト(所在、比較)
9. 口頭発表、ドリル
10. 第5課 スケジュール(予定、招待、約束)
11. 口頭発表、ドリル
12. 第6課 料理を注文する(食べ物、”把”を使う構文)
13. 口頭発表、ドリル
14.学習成果の確認(授業内試験)

後期
1. 復習、夏休みの報告
2. 第7課 診察を受ける(病院での表現、”是…的”の構文)
3. 口頭発表、ドリル
4. 第8課 買い物(意見を求める、値段交渉)
5. 口頭発表、ドリル
6. 第9課 旅行(比較、国名と観光地)
7. 口頭発表、ドリル
8. 第10課 髪型(結果補語、使役)
9. 口頭発表、ドリル
10. 第11課 ファション(動作の進行)
11. 口頭発表、ドリル
12. 第12課 宿を予約する(アドバイス)
13. 口頭発表、ドリル
14. 学習成果の確認(授業内試験)

<成績評価方法>
原則として2回の期末試験の平均点が60点以上で、かつ授業中での口頭発表や小テスト、また課題などを十分こなしている者に単位を認める。ただし欠席回数が授業回数の三分の一を越えた学生は履修放棄とみなす。
 なおHSKや中国語検定試験などを受ける場合、成績によって加点または試験免除も可能である。

<教科書>
内田慶市ほか『しゃべくり 中国語』(金星堂)

<参考書>
相原茂・石田知子・戸沼市子著『Why? にこたえる はじめての中国語の文法書』(同学社)
相原茂編著『はじめての中国語学習辞典』(朝日出版社)

<オフィスアワー>
木曜日授業前後 八王子キャンパス講師室。

<学生へのメッセージ>
とにかく恥ずかしがらずに喋りましょう。

<備 考>
工学院大学孔子学院を通してHSKを受ける場合、受験料が大幅割引できるので、ぜひ挑戦してください。


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