2017年度工学院大学 先進工学部生命化学科

分子生物学(Molecular Biology)[2D26]

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1単位
辛  英哲 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
分子生物学の基礎を習得し、生体における遺伝子発現調節機構を理解できるようになる。

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
達成目標:1)分子生物学の基礎を理解できる、2)生体高分子であるDNA、RNAとタンパク質の構造を理解し、構造から機能を理解できるようになる、3)真核生物の染色体の構造と機能を理解できる、4)DNAからRNA、さらにタンパク質へと遺伝情報が伝えられていく過程を理解し、DNAの情報からタンパク質の1次構造を知ることができる。5)真核生物に特異的な遺伝子発現機構、転写後修飾について理解できる

<授業計画及び準備学習>
以下の項目にしたがって講義するが、都合により変更することがある。
1.講義概要
  分子生物学のセントラル・ドグマについて
  DNAの構造と特徴
2.DNAの複製
  準備学習:返却された演習問題を復習する。
3.DNAからRNAへ:転写
  準備学習:返却された演習問題を復習する。
4.原核生物と真核生物の遺伝子発現制御システム
  準備学習:返却された演習問題を復習する。
5.真核生物に特異的な転写後修飾
  RNAからタンパク質へ:翻訳
翻訳に関わるRNA
  準備学習:返却された演習問題を復習する。
6.翻訳の仕組み
  コドン表
  遺伝子変異とタンパク質の変化
  準備学習:返却された演習問題を復習する。
7.学習成果の振り返り
  試験結果を踏まえて、講評を行う。
毎授業後半に課題を課す。授業終了まで、あるいは次回授業開始までに、回収し採点。次回授業冒頭に解説を行う。

<成績評価方法>
定期試験期間内に試験を行う。
試験と授業中の演習問題の結果から、到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。

<教科書>
「指定教科書なし」

<参考書>
ヴォート 「基礎生化学 第4版」(東京化学同人)
川喜田正夫「遺伝子」(朝倉書店)

<オフィスアワー>
日時:火曜日 14時〜14時30分
場所:17号館 304室
事前にメール等で知らせて下さい。
[ bt13211@ns.kogakuin.ac.jp ]

<学生へのメッセージ>
毎回出席する事。講義内容への質問等は気軽にして下さい。


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