2017年度工学院大学 情報学部システム数理学科
情報処理技術基礎論(k)[4K16]
2単位 橘 完太 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 情報技術者としての基本的な知識(情報処理、ハードウェア、ソフトウェア、データベース、ネットワーク、システム開発、業務知識)を習得する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし。ただし、情報技術者を目指す自覚を持って意欲的に取り組むこと。
- <具体的な到達目標>
- ハードウェア・ソフトウェアの基本知識を身につけている。
データベース・ネットワークの基本知識を身につけている。 システム開発・業務知識について基本的な用語を知っている。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. ガイダンスと情報処理の基礎
2. 論理回路、オートマトン、状態遷移図 3. ハードウェア(プログラムの実行方法、割り込み処理) 4. ハードウェア(CPU,メモリ、補助記憶装置、入出力装置、周辺機器の接続規格) 5. ソフトウェア(OS,プロセス、プログラム) 6. ソフトウェア(データ構造、探索、整列) 7. データベース(関係データベース、SQLの基本) 8. データベース(データベース管理システム) 9. ネットワーク(通信の基本、LAN,プロトコル) 10. ネットワーク(インターネット、IPアドレス、セキュリティ) 11. システム開発(システムの処理形態、システム開発の流れ、要求定義) 12. システム開発(設計、プログラミング、テスト、運用と保守) 13. 業務知識 14. 振り返り 1.から13.までの準備学習として教科書の該当する章を熟読すること。14.の準備学習として、1.から13.までの内容及び試験問題を振り返っておくこと。
- <成績評価方法>
- 試験期間に実施する定期試験100%。到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 高橋麻奈著、やさしい基本情報技術者講座2017年版、ソフトバンククリエイティブ
- <参考書>
- 特に指定しない。
- <オフィスアワー>
- 木曜17:20〜18:00(受付終了)、教員控室にて。
- <学生へのメッセージ>
- 学則第17条にあるとおり、「情報処理技術基礎論」の2単位を取得するためには、講義と準備学習を合わせて毎週6時間の学習が必要です。教科書をよく予習するとともに、関連する書籍を1冊購入し徹底して読みこなすこと。今日の頑張りが情報技術者としての未来を開きます。
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