2017年度工学院大学 情報学部システム数理学科

情報処理技術基礎論(k)[4K16]

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2単位
橘  完太 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
情報技術者としての基本的な知識(情報処理、ハードウェア、ソフトウェア、データベース、ネットワーク、システム開発、業務知識)を習得する。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。ただし、情報技術者を目指す自覚を持って意欲的に取り組むこと。

<具体的な到達目標>
ハードウェア・ソフトウェアの基本知識を身につけている。
データベース・ネットワークの基本知識を身につけている。
システム開発・業務知識について基本的な用語を知っている。

<授業計画及び準備学習>
1. ガイダンスと情報処理の基礎
2. 論理回路、オートマトン、状態遷移図
3. ハードウェア(プログラムの実行方法、割り込み処理)
4. ハードウェア(CPU,メモリ、補助記憶装置、入出力装置、周辺機器の接続規格)
5. ソフトウェア(OS,プロセス、プログラム)
6. ソフトウェア(データ構造、探索、整列)
7. データベース(関係データベース、SQLの基本)
8. データベース(データベース管理システム)
9. ネットワーク(通信の基本、LAN,プロトコル)
10. ネットワーク(インターネット、IPアドレス、セキュリティ)
11. システム開発(システムの処理形態、システム開発の流れ、要求定義)
12. システム開発(設計、プログラミング、テスト、運用と保守)
13. 業務知識
14. 振り返り
1.から13.までの準備学習として教科書の該当する章を熟読すること。14.の準備学習として、1.から13.までの内容及び試験問題を振り返っておくこと。

<成績評価方法>
試験期間に実施する定期試験100%。到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。

<教科書>
高橋麻奈著、やさしい基本情報技術者講座2017年版、ソフトバンククリエイティブ

<参考書>
特に指定しない。

<オフィスアワー>
木曜17:20〜18:00(受付終了)、教員控室にて。

<学生へのメッセージ>
学則第17条にあるとおり、「情報処理技術基礎論」の2単位を取得するためには、講義と準備学習を合わせて毎週6時間の学習が必要です。教科書をよく予習するとともに、関連する書籍を1冊購入し徹底して読みこなすこと。今日の頑張りが情報技術者としての未来を開きます。


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