2017年度工学院大学 情報学部システム数理学科

マーケティング概論(k)[2K28]

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2単位
新井 敏夫 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
今後の経営戦略の中でマーケティングの占める位置はより拡大し、企業の存続を左右する重要な戦略となることが予測される。自社の事業を定義したうえで、市場をどうとらえるのか、自社の製品のポジショニングをどうするのか、このために必要なマーケティング戦略(マーケティング・ミックス)はどうあるべきなのかといった問題を解決するために必要な基本的なノウハウを、具体的な事例を交えながら習得する。

<受講にあたっての前提条件>
消費者の視点に立った商品開発の成功事例について調べておくこと

<具体的な到達目標>
マーケティングが経営戦略や商品戦略に極めて重要な役割を果たしていることを理解し、消費者に寄り添ったマーケティングの視点を持ったエンジニアとして、商品開発に臨むことができるようになること。

<授業計画及び準備学習>
1回 ガイダンス マーケティングとは何か
2回 事業は何か 自社の定義と企業目標
   準備学習 事業の定義という考え方について調べておくこと
3回 市場分析
   準備学習 市場分析にはどのような手法があるか調べておくこと
4回 イノベーションと製品のライフサイクル
   準備学習 イノベーションとは何かについて、意見の発表ができるようにしておくこと
5回 マーケティングミックス
6回 マーケティング戦略の実際(具体的企業事例)
7回 学習成果の確認(中間試験)
   準備学習 前回までの総復習を行う
8回 ブランディング1(ブランディングがマーケティングに占める位置)
   準備学習 ブランディングとは何か、広告戦略とは何が違うのか調べておくこと
9回 ブランディング2(ブランド価値と企業戦略)
10回 クリエイティブ演習(ネーミング)
11回 消費者を取巻く新たなインターネット環境 SNS
   準備学習 SNSの普及について調べておくこと
12回 SNSマーケティング(facebook marketing)
13回 SNSマーケティング(youtube marketing)
14回 学習内容の振り返り

<成績評価方法>
ウェイトは、中間試験50%、期末試験50%。
A+からFの6段階評価でD以上を合格とする。











































































































































ウェイトは中間試験50%、期末試験50%
A+からFの6段階評価とし、D以上の者を合格とする。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
「コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント第12版」Philip Kotler $ Kevin Lane Keller著 丸善出版

<オフィスアワー>
毎週木曜日15時から17時 新宿校舎27階(A2777)
事前にメールで連絡することが望ましい。
mail:michael_lee_arai@cc.kogakuin.ac.jp
簡単な質問は授業後の教室でも受け付ける

<学生へのメッセージ>
マーケティングの考え方は、市場競争の場で必要なだけでなく、研究・開発・事業化・市場競争の製品の各段階を通じて重要なものである。しかし不思議なことにこれまではそれほど重要視されてこなかった。欧米という市場モデルがあって、何を作るかについては考える必要がなかったからである。日本が世界の先頭グループに立っている現在はマーケティングのわかる技術者が市場を切り開く時代である。マーケティングを理解してウォークマンやカップ麺に続く日本発の世界商品を開発できる技術者に育ってほしい。


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