2017年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
○情報デザイン学実験(K)[5A24]
2単位 NPチャンドラシリ 教授 近藤 公久 教授 [ 教員業績 JP EN ] 蒲池 みゆき 教授 [ 教員業績 JP EN ] 市原 恭代 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 福田 一帆 准教授
- <学位授与の方針>
| ◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 画像・音声信号処理、色光スペクトル、心理学実験などについて、さまざまな実験を通して理解を深めることをねらいとする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 1・2年次で学習した関連講義をよく復習しておくこと。実験ノートを準備すること。
- <具体的な到達目標>
- 毎回の実験目標を達成し、その結果を2週間に一回レポートにまとめることとする。
- <授業計画及び準備学習>
- 内容:心理学実験(視覚)、信号処理、画像処理、色光のスペクトル分析、心理学実験(音)についての実験を行う。
1. ガイダンス 情報学実験の後期の実験内容、目的などについて説明する。また担当教員、TAの紹介を行う。 (準備)シラバスを読み、情報学実験の目的、内容をよく理解しておくこと。
2. 心理学実験(視覚)�T (ねらい)人の視覚特性の測定法の基礎知識を修得し、適切なデータ取得ができるようになる。 (内容)視覚特性の基礎的測定法の1つを身につけ、データの取扱いを学ぶ。 (得られること)人の特性を測定する手法と倫理的注意点の理解。 (予習)テキストおよび参考書を読み、表計算ソフトの基本的取扱いを復習しておく。
3. 心理学実験(視覚)�U (ねらい)人の視覚特性の測定法の基礎知識を修得し、適切なデータ分析ができるようになる。 (内容)視覚実験のデータ解析手法の1つを身につけ、考察のポイントを学ぶ。 (得られること)人の特性を測定し、データから何が分かるかを自ら考察し、実験のポイント を理解。 (予習)テキストおよび参考書を読み、関連する論文検索を行ってみること。
4. デジタル信号処理�T (ねらい)離散フーリエ変換を用いた周波数分析について理解できるようになる。 (内容) Matlab上でプログラムを作成し、音声信号の分析を行う。 (得られること)信号の周波数分析について理解。 (予習)テキストおよび参考書を読み、離散フーリエ変換とMatlab上でのプログラミングに ついて調べておくこと。
5. デジタル信号処理�U (ねらい)周波数領域でのフィルタリングについて理解できるようになる。 (内容)音声信号をローパスフィルタ(Low-pass filter: LPF)、ハイパスフィルタ(High- passfilter: HPF)とバンドパスフィルタ(Band-pass filter: BPF)を用いて処理する。 (得られること)周波数領域での信号のフィルタリング特性について理解。 (予習)テキストおよび参考書を読み、信号のフィルタリングについて調べておくこと。
6. レポート作成指導および再実験 実験 2−5 のレポート作成の指導および再実験を行う。
7. 画像処理 I (ねらい)画像処理の基礎知識を修得して、簡単な画像処理をできるようになる。 (内容)画像処理の基礎を学び、簡単な画像処理をプログラミングにより実行、考察する。 (得られること)基本的な画像処理手法の理解。 (予習)テキストおよび参考書を読み、画像処理に関する基礎的な知識を得ておく。
8.画像処理 II (ねらい)目的に応じた画像処理を計画、実行できるようになる。 (内容)画像処理を計画、実行して結果を考察する。 (得られること)画像処理の応用方法の理解。 (予習)実験方法を計画しておき、その実行に必要な知識を得ておく。
9.色光のスペクトル分析�T (ねらい)色彩の理解、分光スペクトルから3原色RGBが分離されることを理解する。 (内容)分光器で色光で分光して自分の目で確かめる。分光データから3原色 RGBおよび3刺激値XYZを導き出す計算を行う。 (得られること)分光スペクトルの理解。波長別の光の量によって3刺激値(3原色) ができていることを実験と計算によって理解する。 (予習)色彩に関する参考書を読み、色彩に関する事前知識を得ておくこと。
10.色光のスペクトル分析�U (ねらい)分光の理解、分光スペクトルから色が等色できることを理解する。 (内容)3刺激値の計算、 等色によって同じ色でも組成が違うことを確かめる。 積分することで、明るさを3刺激値の一つに集中できることを知る。 (得られること)等色とXYZ表色系を実験と計算によって理解する。 (予習)国際照明委員会の3刺激値について調べ、計算方法を理解しておくこと。
11. 心理学実験(音)�T (ねらい)音とは何か、音声とは何かの基礎知識を習得する。 (内容)音の特性を計測、視覚化、編集を行うとともに、12回で実施する実験刺激を 作成する。 (得られること)音や音声の特性を測定する手法と実験計画法の理解。 (予習)テキストおよび参考書を読み、三角関数の復習、音を計算機で扱う方法を予習 しておく。
12. 心理学実験(音)�U (ねらい)人の聴覚特性の測定法の基礎知識を修得し、適切なデータ解析ができるようになる。 (内容)人の聴覚特性や音声知覚の測定法の1つを身につけ、データの取扱いを学ぶ。 (得られること)聴覚特性をPCを用いて測定する手法とデータ解析・報告方法。 (予習)テキストおよび参考書を読み、解析に必須の統計処理について予習しておく。
13. レポート作成指導および再実験 実験 7−12 のレポート作成の指導および再実験を行う。
14. 学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 成績は、出席、実験の実施、実験レポートの提出で評価する。
- <教科書>
- あらかじめ用意している「実験テキスト」を、事前にダウンロードし、印刷、熟読し、実験の内容、手順をよく確認しておくこと。
- <参考書>
- 実験項目に関係する書籍は図書館に多くあるので、事前によく読んでおくこと。
- <オフィスアワー>
- 実験前後,または担当教員に電子メール等でアポイントメントを取ること。
- <学生へのメッセージ>
- 今年度から2年次の必修科目として実施する。実験を通して、座学で学んだ内容を確認すると共に、実験の重要性、面白さを体感してもらいたい。後期は、前期とは違い、さまざまな実験項目を準備しているので、大いに楽しんで実験に取り組んでもらいたい。
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