2017年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
インターフェース論(Interface Theory)[4E18]
2単位 田中 久弥 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)に関する知識と理解を深めること
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし
- <具体的な到達目標>
- ・人間の特性とコンピュータインタフェースの技術について説明できること。
・ユーザインタフェースの問題点を指摘し具体的な改善案を提示できること。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.人間とヒューマンコンピュータインタラクション1(人間の感覚・知覚・生理特性)
2.人間とヒューマンコンピュータインタラクション2(人間の認知と理解、人間特性を考慮したインタフェースの設計) 3.対話型システムのデザイン1(HCIの変遷,デザイン目標とユーザ特性、よいデザインとは) 4.対話型システムのデザイン2(対話型システムの設計原則、対話形式) 5.入力インタフェース1(キーボード,日本語入力と入力支援技術) 6.入力インタフェース2(ポインティングデバイス,モバイルデバイスの入力技術) 7.ビジュアルインタフェース1(表示デバイス,グラフィカルユーザインタフェース) 8.ビジュアルインタフェース2(GUIシステムの構成とデザイン、ビジュアライゼーション) 9.人と人工物のコミュニケーション 10.空間型インタフェース 11.共同作業支援のためのマルチユーザインタフェース 12.インタフェースの評価 13.試験 14.学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 試験(70%)および課題の評価(30%)による総合得点で、到達目標に照らして、6段階のGrade(A+, A, B, C, D, F)で評価し、D以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 「ヒューマンコンピュータインタラクション」改訂2版 情報処理学会編集
ISBN978-4-274-21863-7
- <参考書>
- イラストで学ぶ ヒューマンインタフェース (KS情報科学専門書)ISBN-10: 4061538160,ISBN-13: 978-4061538160
- <オフィスアワー>
- 木曜日 10:30〜11:00 新宿校舎15階A1517室にて質問を受けます.
- <学生へのメッセージ>
- インタフェース論は学際的な領域です。さまざまな学問に感心を寄せて,かつ最新技術を興味を持って講義に臨んで下さい。
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