2017年度工学院大学 情報学部情報通信工学科

科学レポートの書き方(Technical Writing for Science)[2G22]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
足立 節子 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
レポートの書き方について,講義と実践によって学んでいく。
この授業を通じて,実験レポートや論文等の科学的文書を書くにあたっての基本的な作法を身につける。

<受講にあたっての前提条件>
ワープロソフトを用いて日本語の文書作成ができること。

<具体的な到達目標>
  1. 科学的ー学術論文・レポートの概念を理解する。
  2. 論文・レポートの形式にのっとった文書を作成できる。
  3. 論理的かつ客観的に相手に自分の考えを正しく伝えるための文書作成ができる。

<授業計画及び準備学習>
以下はカバーすることの目安である。必要に応じて内容を前後させる。準備学習は各回指示する。
1Q
1-3週 
科学レポートとは/論文とは レポート・論文の構造 パラグラフとは  
アブストラクトについて 抄録について レポート・論文のテーマ設定 文章の組み立て(アウトライン)
レポート・論文作成のフロー
課題提出1

4-6週
レポート・論文の文章を書くときの決まりごと
パラグラフとは /文体や言い回し
わかりやすい文章とは
書式設定について
課題提出2

7週
学習内容の振り返り

2Q
1-3週(8-11週)
導入部分と結びについて
執筆者の責任について 出典を明確にすること 引用、パラフレーズ、剽窃 注と参考文献の付け方
課題提出3

4-5週(12-13週)
論証の方法
課題提出4A

6週(14週)
推敲作業について、
課題提出4B

7週(15週)
課題提出5
学習内容の振り返り

<成績評価方法>
学期末のレポート40点満点。学期中にに提出してもらう課題や小レポート60点満点。計100点満点で60点以上を合格とする。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
木下是雄『理科系の作文技術』中公新書 2014年版 その他
適宜授業内で紹介する。

<オフィスアワー>
水・木 新宿校舎27階 A-2737 13:00-13:30
八王子 授業前後。授業開始後に詳細通知する。


ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2017 Kogakuin University. All Rights Reserved.