2017年度工学院大学 建築学部

建築設備工学(Building Services Engineering)[4A16]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
西川 豊宏 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
建築の内部機能を担う空気調和設備、給排水衛生設備に関する基礎知識を身に付ける。

<受講にあたっての前提条件>
環境工学、設備計画等で習得した知識が整理されていること。

<具体的な到達目標>
(1)設備システムの技術的要件が整理できていること。
(2)各設備要素の役割と重要性について理解できること。
(3)環境にやさしい設備システムについて創造できること。

<授業計画及び準備学習>
第1週・オリエンテーション
    (授業計画と学習の進め方について・建築設備概論)
第2週・建築のパッシブ・アクティブデザイン
    (事前学習:教科書P1〜14を通読する)
第3週・建築計画と設備システム
    (事前学習:教科書P15〜29を通読する)
第4週・設備スペースの考え方
    (事前学習:建築計画と設備スペースの関係について調べる)
第5週・建物の空調設備−1
    (空調システムに関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P31〜58を通読する)
第6週・建物の空調設備−2
    (熱源設備に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P59〜82を通読する)
第7週・建物の空調設備−3
    (搬送設備に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P83〜113を通読する)
第8週・建物の衛生設備−1
    (給水設備に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P133〜184を通読する)
第9週・建物の衛生設備−2
    (排水設備に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P185〜204を通読する)
第10週・建物の衛生設備−3
    (消火設備等に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P205〜225を通読する)
第11週・建物の電気設備
    (受変電・幹線・通信設備に関する基礎知識を学ぶ・事前学習:教科書P227〜248を通読する)
第12週・環境配慮技術の最新動向
    (先進事例を紹介する・事前学習:建築の環境配慮手法のトレンドを調べておく)
第13週・総合演習
   (第1〜12週の理解度を確認する・事前学習:自筆ノートの整理と理解)
第14週・学習内容の振り返り

<成績評価方法>
授業時のレポートと演習課題とが20%、期末試験が80%のウエイトで総合的に評価し、A+〜Fの6段階評価でD以上の者を合格とする。
定期試験期間中に期末試験を実施する。

<教科書>
空気調和・衛生設備の知識(改定3版) 空気調和・衛生工学会編(オーム社)

<参考書>
空気調和設備  計画設計の実務の知識(改定3版) 空気調和・衛生工学会編(オーム社)
給排水衛生設備 計画設計の実務の知識(改定3版) 空気調和・衛生工学会編(オーム社)

<オフィスアワー>
新宿キャンパス(A-2413)
・火曜日10:00-12:00
・金曜日10:00-12:00


ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2017 Kogakuin University. All Rights Reserved.