2017年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科
インテリアデザイン論(Interior Design)[1B15]
2単位 塩見 一郎 教授
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- インテリアデザインの発展は、それぞれの時代の思想や芸術、文化(サブカルチャー)、そして経済とも密接につながっている。各時代のインテリアデザインの事例からこの事を解明し、インテリアデザインの変遷を考察すると同時にインテリアデザインとはどういうものか、ということをを時代ごとの建築作品と比較しながら考察する。
- <受講にあたっての前提条件>
- ・3年前期の建築デザイン演習を履修すること
・身の回りで経験できる空間デザインの現場や展覧会等をできるだけ体験しておくこと
- <具体的な到達目標>
- ・インテリアデザインの歴史とともにその時代の文化(サブカルチャー)を知る
・インテリアデザインへの視野、知識、感覚を体得する
- <授業計画及び準備学習>
- 1:ガイダンス/インテリアデザインの領域について
2:考察する店舗の説明/グループ分け インテリアデザインの変遷@…インテリアデザインのはじまり 3:インテリアデザインの変遷A…インテリアデザインという言葉がなかった時代 4:インテリアデザインの変遷B…戦後という時代〜1950年代 5:インテリアデザインの変遷C…1960年代 6:インテリアデザインの変遷D…1970年代 7:インテリアデザインの変遷E…1980年代 8:インテリアデザインの変遷F…1990年代 9:インテリアデザインの変遷G…2000年代 10:インテリアデザインの変遷H…2010年以降〜現代まで 11:実例をもとにインテリアデザインと時代について考える 12:レポート発表/ディスカッション 13:レポート発表/ディスカッション 14:学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- @グループでフィールドワークをし、その内容をレポートして発表する
A与えられたテーマについてレポートを書く
@Aのレポートをそれぞれ評価し、出席状況を加味して加点・減点を行い、最終評価とする。A~Fまでの6段階で評価し、D以上を合格とする。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 『日本インテリアデザイン史』/鈴木紀慶・今村創平著/オーム社
『絵ときデザイン史』/石川マサル・フレア共著/エムディエヌコーポレーション
- <オフィスアワー>
- 月曜 11:00〜12:00 新宿校舎 #2513
- <学生へのメッセージ>
- 身の回りにある家具や自分の暮らしている部屋の寸法を測ってスケール感を身につけてください。インテリアデザインは私たちの生活に深くかかわっています。日常の生活の中にあるデザインというものに興味を持つことからはじめましょう。
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