2017年度工学院大学 建築学部建築学科
建築総合演習(Advanced Architectural Stud io)[4C02]
3単位 西森 陸雄 教授 [ 教員業績 JP EN ] 下田 明宏 教授 [ 教員業績 JP EN ] 押尾 章治 非常勤講師 寳神 尚史 非常勤講師 萩野 一彦 非常勤講師 塩見 一郎 教授 山門 和枝 非常勤講師
- <授業のねらい>
- ・建築/ランドスケープ/インテリアデザインという異なるスケールにおける視点を持って総合的な設計能力を身につける。
・卒業設計の前段として、高い水準のプレゼンテーションができるようになる。 ・各スタジオで学ぶ分野ごとの高度な設計手法を用いて創造ができるようになる。
- <受講にあたっての前提条件>
- 必修の演習授業(基礎設計図法、建築設計I及びII、建築演習またはまちづくり演習または建築デザイン演習)の単位をすべて取得していること。
- <具体的な到達目標>
- 各スタジオで与えられたテーマについて、各自で問題提起から解決のための提案までを完成させ、プレゼンテーションとしてまとめる。1つの敷地、テーマに対して各スタジオでそれぞれの課題が提示されるので、それらをまとめて1つの作品として制作する。
建築設計、インテリアデザイン、ランドスケープデザインの各分野についての専門的な方法論を身につけると同時に、関連する都市デザインや保存再生デザイン分野の知識も身につける。
- <授業計画及び準備学習>
- 1全体課題説明/各スタジオ課題の説明/敷地見学
準備学習:対象敷地を実際に見ておく。また対象敷地に関する下調査をしておく。 2各スタジオのショートレクチャー、フィールドワーク 準備学習:ホテルに関する事例研究やレストランインテリア、都市公園の事例研究をし ておく。 3敷地調査/事例研究のまとめ作業と発表 準備学習:敷地の詳細分析/各スタジオで出される事例課題の調査をして、当日の作業 でまとめられるようにしておく。 4ホテル・レストラン事例の体験レポートの発表 準備学習:ゴールデンウィークを使って参考となるホテル、レストランを利用体験して その報告をまとめておく。 5個人指導 企画提案の検討について、指導を受けて作業をする。 準備学習:第4回までの作業を通して自分の提案内容について具体的なプログラムを検 討しておく。 6第1回課題の提出/発表 準備学習:調査/分析/企画提案までをまとめて第一回目の提出としてまとめる。 7個人指導(スタジオ1/2) 準備学習:企画提案をベースに具体的なプロジェクトの設計に着手する。自分が指導を 受けるスタジオのテーマについて検討しておく。 8個人指導(スタジオ3/1) 準備学習:企画提案をベースに具体的なプロジェクトの設計に着手する。自分が指導を 受けるスタジオのテーマについて検討しておく。 9中間発表/講評 3つの課題に対する構想案レベルの図面/テキストをまとめて発表する。 10個人指導(スタジオ2/3) 準備学習:中間発表の構想案をベースにボリュームデザインを決定する。 11個人指導(スタジオ1/2) 準備学習:建築/ランドスケープの図面を完成させる。 12個人指導(スタジオ3/1) 準備学習:インテリア/ランドスケープの詳細を完成させる。 13最終提出、講評 準備学習:総合的なプレゼンテーション制作と発表のリハーサル 14授業のふり返り
- <成績評価方法>
- 課題ごとにグレード(A+、A、Aー、B+、B、Bー、C)を判定し、課題ごとのグレード・ポイントを按分して最終成績とする。個人作業と個人指導の日であっても出席はチェックし、最終評価に加味するので、必ず出席のこと。
- <教科書>
- 特になし
- <参考書>
- 授業中資料を配布する
- <オフィスアワー>
- 毎週金曜日16時から17時 新宿キャンパス0916号室
- <学生へのメッセージ>
- 卒業研究で制作を選択して卒業設計をする予定の学生は可能な限り受講をしてほしい。特に3年後期にイギリスハイブリッド留学に参加した学生は演習授業が一年以上ブランクになるので、可能な限り受講を勧める。総合演習では自分でプログラムを組み、総合的な設計/デザインをしてプレゼンテーションを行うところまでを完成させるので、卒業設計のためのトレーニングとして位置付けている。
- <備 考>
- 担当教員
建築デザインスタジオ:西森陸雄教授 インテリアデザインスタジオ:塩見一郎教授 ランドスケープデザインスタジオ:下田明宏教授
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