2017年度工学院大学 建築学部建築学科
環境実験(Fundamental Experiment of Environmental Architecture)[3J02]
2単位 西川 豊宏 教授 [ 教員業績 JP EN ] 柳 宇 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 室内居住環境の測定、実験装置を使ったシステム実験を行い、測定方法、デ−タの分析、システムの性能評価法について学ぶ。
- <受講にあたっての前提条件>
- 建築環境・設備系授業(環境工学、空気調和設備、環境評価法など)で習得した知識が整理されていると良い。
- <具体的な到達目標>
- (1)室内居住環境の測定法を習得する。
(2)熱移動の原理を実験により理解する。 (3)圧縮式冷凍機と冷却塔の原理をデータ計測と分析により理解する。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 ・オリエンテーション
第2回 ・室内環境実験-1(計測機器の使い方・計測技術) 第3回 ・室内環境実験-2(室内温熱・空気質環境のデータ計測) 第4回 ・室内環境実験-2(室内環境実験-1・2のデータ分析) 第5回 ・室内環境実験-3(音響環境のデータ計測) 第6回 ・室内環境実験-3(音響環境のデータ分析) 第7回 ・空調システム実験-1(班分け・実験装置の使い方・システム系統の実測) 第8回 ・空調システム実験-2(空気調和機に関するデータ計測) 第9回 ・空調システム実験-2(空気調和機に関するデータ分析) 第10回・空調システム実験-3(冷凍機・冷却塔に関するデータ計測) 第11回・空調システム実験-3(冷凍機・冷却塔に関するデータ分析) 第12回・空調システムの総合評価 第13回・熱移動実験(熱移動の可視化と考察) 第14回・学習の振り返り ※準備学習として、収集データと分析データを次回授業で活用できるように整理しておくこと。
- <成績評価方法>
- 平常の実験及び毎回のレポ−ト提出(期限内)により内容を評価し、60%以上の得点者に単位認定する。
- <教科書>
- 設備実験室発行のプリント
- <参考書>
- 建築環境工学実験用教材I、II(日本建築学会編)
最新建築環境工学(井上書院)
- <オフィスアワー>
- 新宿キャンパス(A-2413)
・火曜日10:00-12:00 ・金曜日10:00-12:00
- <学生へのメッセージ>
- 環境設備系専門科目の総合学習となる。
・環境設備設計、設備施工分野に進む学生 ・卒業研究で実験・実測を経験しない学生 上記に該当する者は、積極的に受講して、測定方法や空調システムついて学んでもらいたい。
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