2017年度工学院大学 建築学部建築学科

環境実験(Fundamental Experiment of Environmental Architecture)[3J02]

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2単位
西川 豊宏 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
柳  宇 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/09/28

<授業のねらい>
室内居住環境の測定、実験装置を使ったシステム実験を行い、測定方法、デ−タの分析、システムの性能評価法について学ぶ。

<受講にあたっての前提条件>
建築環境・設備系授業(環境工学、空気調和設備、環境評価法など)で習得した知識が整理されていると良い。

<具体的な到達目標>
(1)室内居住環境の測定法を習得する。
(2)熱移動の原理を実験により理解する。
(3)圧縮式冷凍機と冷却塔の原理をデータ計測と分析により理解する。

<授業計画及び準備学習>
第1回 ・オリエンテーション
第2回 ・室内環境実験-1(計測機器の使い方・計測技術)
第3回 ・室内環境実験-2(室内温熱・空気質環境のデータ計測)
第4回 ・室内環境実験-2(室内環境実験-1・2のデータ分析)
第5回 ・室内環境実験-3(音響環境のデータ計測)
第6回 ・室内環境実験-3(音響環境のデータ分析)
第7回 ・空調システム実験-1(班分け・実験装置の使い方・システム系統の実測)
第8回 ・空調システム実験-2(空気調和機に関するデータ計測)
第9回 ・空調システム実験-2(空気調和機に関するデータ分析)
第10回・空調システム実験-3(冷凍機・冷却塔に関するデータ計測)
第11回・空調システム実験-3(冷凍機・冷却塔に関するデータ分析)
第12回・空調システムの総合評価
第13回・熱移動実験(熱移動の可視化と考察)
第14回・学習の振り返り
※準備学習として、収集データと分析データを次回授業で活用できるように整理しておくこと。

<成績評価方法>
平常の実験及び毎回のレポ−ト提出(期限内)により内容を評価し、60%以上の得点者に単位認定する。

<教科書>
設備実験室発行のプリント

<参考書>
建築環境工学実験用教材I、II(日本建築学会編)
最新建築環境工学(井上書院)

<オフィスアワー>
新宿キャンパス(A-2413)
・火曜日10:00-12:00
・金曜日10:00-12:00

<学生へのメッセージ>
環境設備系専門科目の総合学習となる。
・環境設備設計、設備施工分野に進む学生
・卒業研究で実験・実測を経験しない学生
上記に該当する者は、積極的に受講して、測定方法や空調システムついて学んでもらいたい。


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