2017年度工学院大学 建築学部まちづくり学科
△運動・スポーツ総論(General Studies of Exercises and Sports)[4L18]
2単位 数馬 広二 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 私達にとって、運動・スポーツは、かけがえのない文化の一つであることをより幅広く理解する。
外国における運動・スポーツ文化をみる一方で、日本における身体文化の大切さを理解する。 スポーツの倫理観や道徳を理解する。 プレゼンテーションの準備をすることで運動・スポーツ文化の理解を深め、実施することでコミュニケーション能力を養う。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし。
- <具体的な到達目標>
- 1.運動やスポーツの営みが、人間の身体文化の一つであることをより幅広く理解することができる。
2.世界のスポーツ文化をみる一方で、日本における身体文化の大切さを理解することができる。 3.運動やスポーツの文化的側面の知識を蓄え、自らの考えをプレゼンテーションする場を体験することで、自らのコミュニケーション能力を養うことができる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.[ガイダンス]授業計画と評価の仕方、プレゼンの準備の説明
身心一元論と心身二元論 △準備学習 デカルトの身心論について予習しておく。
2.[あそびとスポーツ]あそびの概念/スポーツの分類 △準備学習:「sport」の語義について調べておくこと。
3.[運動学習について@]〜初心者の上達と身体感覚 △準備学習:「上達曲線」について調べておくこと。
4.[運動学習についてA]〜「体力」「姿勢」「スキル」「たくみ」「学習の転移」「運動の3局面」 △準備学習:「体力」「たくみ」という漢字とその意味を調べておく。
5.[「オリンピック」というイベントの歴史と考え方] 古代オリンピックの遺跡、2020年東京オリンピックに向けて △準備学習:前回オリンピック大会の種目数・参加人数を調べておくこと
6.[稽古論:日本的トレーニングの方法論]〜「守・破・離」や「型」について(視聴覚教材を通して)〜 △準備学習:「型」の語義について調べておくこと。
7.[免許制度:わざの伝承] △準備学習:日本の芸道の免許制度について調べておく。
8.[ストレス回避に必要な「あそび」@] .精神の安定と運動(A型スクリーニングテスト) △準備学習:自分の得意なスポーツ・不得意なスポーツを知っておくこと。
9.[身体と健康について] .[身体運動の量と効果](年齢と運動量) △準備学習:自分の平常時の「体重」、「身長」、「スポーツ・運動の頻度」「心拍数」を把握しておく。
10.[健康とは]WHO「健康の定義」、自閉症について知る(映像資料) 「養生」・・長生きをする仙人の呼吸。ハラを意識した呼吸法。年齢による歩き方の変化。 △準備学習:上虚下実(じょうきょかじつ)について調べておく。
11.[1回目 グループ内・プレゼンテーション] △準備学習:発表pptおよび発表原稿を作成のこと。
12. [けがをしないスポーツ]ストレッチ運動、準備運動 熱中症 人工呼吸法 RICE法 △準備学習:安全にスポーツをするための施設整備について、および、怪我をした経験と対処方法 を100字以内で書く準備をしておくこと。
13.[2回目 グループ内・プレゼンテーション] △準備学習:修正版の発表pptおよび発表原稿を作成のこと。
14.学習成果の確認(代表者プレゼンテーション) △準備学習:前回までの総復習を行うこと。
- <成績評価方法>
- 原則としてプレゼンテーション2回の内容(pptの完成度と発表の相互評価)と出席点で最終成績を評価する。60点以上の者に単位を認める。ただし、試験の点数が50点以上60点未満の場合、毎週授業中の小レポートの内容が単位認定相当と判断される場合には最終成績を60点とする。
- <教科書>
- 特に指定教科書はなし。授業時にプリントを配布します。
- <参考書>
- 特に指定参考書はなし。授業中に紹介します。
- <オフィスアワー>
- 新宿校舎は月曜日(13時〜13時30分)に高層棟2717保健体育科事務室へ来室するか、連絡をしてください。
八王子校舎は火曜日(13時〜13時30分)に体育館教員控室に来室するか連絡をしてください。
- <学生へのメッセージ>
- プレゼンテーションは2回必須です。評価の際、2回分のプレゼンテーション資料(ppt)を重視します。小レポートでは、漢字を使用しきれいに書くこと。出席は電子登録以外は評価しないことを原則とします。
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