2017年度工学院大学 建築学部まちづくり学科

フランス語II(French II)[5P01]

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2単位
山上 昌子 非常勤講師  
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
フランス語Iをすでに履修した学生を対象に、総合的なフランス語の力を伸ばすことを目的とする。
・初級の文法事項や発音を復習する。
・毎回の授業前半では口頭練習でスムーズな日常会話を身につける。
・授業後半ではフランス社会・文化に関する文章を用いて、ある程度まとまった内容の文章を独力で読む力を身につける。
・フランス映画、シャンソンに接する機会を持つ。

<受講にあたっての前提条件>
・フランス語Iの単位を取得していること。ただし、特に成績がよかった必要はない。
・学習意欲があること。

<具体的な到達目標>
・日常的な事柄についてのフランス語を正しく聞き取り、それに対して考え込まずにスムーズに返答できる。
・日常的な事柄について相手に質問し、簡単な対話をすることができる。
・ある程度の長さのフランス語の文章を、辞書を使って独力で正しく読める。
・フランス社会について、幾つかの基本的知識を持つ。

<授業計画及び準備学習>
・前期
1. イントロダクション、フランス語Iの復習
   準備:フランス語Iの教科書を見渡し、どのようなことを学んだか思い出しておく。
2.(口頭)国籍、身分、出身、学部等を尋ね、それに答える。
 表現の自由(1)
   準備:教科書p.1に目を遠し、CDを聞いておく。
3.(口頭)住んでいる場所、話せる言語等を尋ね、それに答える。
 表現の自由(2)
   準備:CDを聞いておく。
4.(口頭)好き嫌いを尋ね、それにニュアンスをつけて答える。
 フランス人そしてユダヤ人であること(1)
   準備:教科書p.9に目を遠し、CDを聞いておく。
5.(口頭)どこで、誰と、を尋ね、それに答える。答えを展開させる。
 フランス人そしてユダヤ人であること(2)
   準備:CDを聞いておく。
6.(口頭)年齢や学年を尋ね、それに答える。
 フランスにおける死刑廃止(1)
   準備:教科書p.13に目を遠し、CDを聞いておく。
7.(口頭)家族や友人について語る。
 フランスにおける死刑廃止(2)
   準備:CDを聞いておく。
8.(口頭)どんな人であるか、人を描写する。
 ドローン(1)
   準備:教科書p.21に目を遠し、CDを聞いておく。
9.(口頭)様々な活動について語り合う。
 ドローン(2)
   準備:CDを聞いておく。
10.(口頭)週末の過ごし方について語り合う。
 フランスの大麻問題(1)
   準備:教科書p.37に目を遠し、CDを聞いておく。
11. 映画
 フランスの大麻問題(2)
   準備:CDを聞いておく。
12. 映画
13. シャンソン
14. 学習内容の振り返り
   準備:前期にどのようなことを学んだか、全体に目を通しておく。


・後期
1.(口頭)テレビ番組について語り合う。
 オラドゥール・スュール・グラーヌ(1)
   準備:教科書p.49に目を遠し、CDを聞いておく。
2.(口頭)電話で話す。
 オラドゥール・スュール・グラーヌ(2)
   準備:CDを聞いておく。
3.(口頭)時間割について話す。
 ラスコー洞窟(1)
   準備:教科書p.57に目を遠し、CDを聞いておく。
4.(口頭)物を借りたり貸したりする。
 ラスコー洞窟(2)
   準備:CDを聞いておく。
5.(口頭)週末の予定について語る。
 カキ(1)
   準備:教科書p.61に目を遠し、CDを聞いておく。
6.(口頭)スポーツやその他の活動について、頻度に言及しながら語る。
 カキ(2)
   準備:CDを聞いておく。
7.(口頭)過去のことを語る。
 サンタクロース(1)
   準備:教科書p.69に目を遠し、CDを聞いておく。
8.(口頭)友達を誘う。
 サンタクロース(2)
   準備:CDを聞いておく。
9.(口頭)交通手段や所要時間を言う。
 オリガミ(1)
   準備:教科書p.73に目を遠し、CDを聞いておく。
10. (口頭)レストランで注文する。
 オリガミ(2)
   準備:CDを聞いておく。
11. 映画
12. 映画
13. シャンソン
14. 学習内容の振り返り
   準備:この一年にどのようなことを学んだか、全体に目を通しておく。

<成績評価方法>
授業中に当てた際の応答で平常点を算出し、そこに小課題の結果をプラスして総合的に評価する。期末試験は行わない。A+〜Fまでの6段階評価でD以上を合格とする。平常点が主であるため、各学期、特別な理由なく3回以上欠席すると単位は認められない。

<教科書>
「時事フランス語 2017年度版」、加藤晴久・ミシェル・サガズ著、朝日出版社、1900円

<参考書>
指定参考書なし。特に自分でもっと勉強したい、仏検を受けたいという学生は個別に相談。

<オフィスアワー>
授業の前後、教室。その他の時間が必要であれば、個別に相談。

<学生へのメッセージ>
初級の事項を復習しながらゆっくり進むので、フランス語に自信がなくても遠慮はいりません。質問や提案はどんなものでも、いつでも歓迎します。せっかく学び始めたフランス語を忘れないよう、勉強を続けましょう。授業で扱う映画やシャンソンは学生の希望を聞いてから決めます。


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