2017年度工学院大学 第1部情報通信工学科

ディジタル電子回路II(Digital Electronic Circuit II)[4L22]

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2単位
大須賀 威彦 非常勤講師  
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
フリップフロップの種類と動作を理解する。
カウンタ回路の種類と動作を理解する。
マイクロプロセッサを使ったシステムの概要を理解する。

<受講にあたっての前提条件>
「ディジタル電子回路T」に引き続き同じテキストを使って講義をする。
従って「ディジタル電子回路T」を受講済であること。

<具体的な到達目標>
フリップフロップやカウンタ回路についてタイムチャートを書くことができる。
ICメモリの種類と用途について説明することができる。

<授業計画及び準備学習>
テキストに沿って以下のように説明する

第1回 ディジタル電子回路Tで学習した内容の復習
    組合せ回路、真理値表、ブール代数について復習する。

第2回、第3回、第4回
第7章 フリップフロップ
    RS-FF、D-FF、JK-FFの動作について説明する。

第5回、第6回、第7回
第8章 カウンタ
    D-FFによるカウンタ、JK-FFによるカウンタについて解説し、
    非同期カウンタ、同期カウンタを構成する方法について解説する。

第8回、第9回
第9章 シフトレジスタ
    シフトレジスタの動作について解説し、応用として直列データと並列データの変換
    について説明する。

第10回、第11回
第10章 ICメモリ
    ICメモリの種類と使い方について解説し、マイクロプロセッサについても説明をする。

第12回、第13回
第11章 D/A変換・A/D変換回路
    ディジタル回路とアナログ回路のインタフェースについて解説する。

第14回 学習内容の振り返り

<成績評価方法>
定期試験を実施する。
レポートと定期試験の結果を総合し、A+〜Fの6段階で評価する。
D以上の者を合格とする。

<教科書>
大類重範著 「ディジタル電子回路」 日本理工出版会
(ディジタル電子回路T と同じテキストを使う)

<参考書>
横山直隆著 「ディジタル回路入門講座」 電波新聞社

<オフィスアワー>
授業終了後30分程度

<学生へのメッセージ>
D-FFとJK-FFの動作を徹底的に理解すること。
この2つがカウンタやシフトレジスタ回路を理解する土台となる。
不明な点はそのままにせず講義中に質問すること。


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