2017年度工学院大学 第1部情報通信工学科
ディジタル電子回路II(Digital Electronic Circuit II)[4L22]
2単位 大須賀 威彦 非常勤講師
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- フリップフロップの種類と動作を理解する。
カウンタ回路の種類と動作を理解する。 マイクロプロセッサを使ったシステムの概要を理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「ディジタル電子回路T」に引き続き同じテキストを使って講義をする。
従って「ディジタル電子回路T」を受講済であること。
- <具体的な到達目標>
- フリップフロップやカウンタ回路についてタイムチャートを書くことができる。
ICメモリの種類と用途について説明することができる。
- <授業計画及び準備学習>
- テキストに沿って以下のように説明する
第1回 ディジタル電子回路Tで学習した内容の復習 組合せ回路、真理値表、ブール代数について復習する。
第2回、第3回、第4回 第7章 フリップフロップ RS-FF、D-FF、JK-FFの動作について説明する。
第5回、第6回、第7回 第8章 カウンタ D-FFによるカウンタ、JK-FFによるカウンタについて解説し、 非同期カウンタ、同期カウンタを構成する方法について解説する。
第8回、第9回 第9章 シフトレジスタ シフトレジスタの動作について解説し、応用として直列データと並列データの変換 について説明する。
第10回、第11回 第10章 ICメモリ ICメモリの種類と使い方について解説し、マイクロプロセッサについても説明をする。
第12回、第13回 第11章 D/A変換・A/D変換回路 ディジタル回路とアナログ回路のインタフェースについて解説する。
第14回 学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 定期試験を実施する。
レポートと定期試験の結果を総合し、A+〜Fの6段階で評価する。 D以上の者を合格とする。
- <教科書>
- 大類重範著 「ディジタル電子回路」 日本理工出版会
(ディジタル電子回路T と同じテキストを使う)
- <参考書>
- 横山直隆著 「ディジタル回路入門講座」 電波新聞社
- <オフィスアワー>
- 授業終了後30分程度
- <学生へのメッセージ>
- D-FFとJK-FFの動作を徹底的に理解すること。
この2つがカウンタやシフトレジスタ回路を理解する土台となる。 不明な点はそのままにせず講義中に質問すること。
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