2017年度工学院大学 第1部情報通信工学科
△コンピュータアーキテクチャ(Computer Architecture)[4B07]
2単位 赤城 文子 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
| 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- コンピュータシステムを構成するハードウェアとソフトウェアの基本知識(コンピュータの歴史、ディジタル情報、論理数学、ハードウエア構成要素、プログラミング言語、OS、ネットワーク、セキュリティ技術)を習得することを到達目標とする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし
- <具体的な到達目標>
- (1)負の数を2進数で表記出来る (2)浮動小数点表記できる (3)論理回路とCPUの基本動作を理解する (4)処理装置、記憶装置、入出力装置の役割と種類を理解する(5)OSの役割を理解する(6)コンピュータネットワーク技術とセキュリティ技術を理解する
- <授業計画及び準備学習>
- 1.コンピュータの歴史と基本構成及び動作原理
準備学習:教科書1〜12ページを熟読し、練習問題を解く 2.2進数による数の表記方法(負の数、実数の浮動小数点表示) 準備学習:教科書13〜25,38ページを熟読し、練習問題を解く 3.文字データの表現と音声・画像データの表現 準備学習:教科書25〜38ページを熟読し、練習問題を解く 4.ブール代数と論理回路 準備学習:教科書39〜44,62ページを熟読し、練習問題を解く 5.論理回路とCPU 準備学習:教科書44〜57,62ページを熟読し、練習問題を解く 6.コンピュータの基本動作 準備学習:教科書58〜62ページを熟読し、練習問題を解く 7.記憶装置の役割と種類 準備学習:教科書63〜78,88ページを熟読し、練習問題を解く 8.入出力装置、プログラミングとアルゴリズム 準備学習:教科書78〜88ページを熟読し、練習問題を解く 準備学習:教科書89〜95,104ページを熟読し、練習問題を解く 9.OSの構成と制御プログラム 準備学習:教科書105〜122,128ページを熟読し、練習問題を解く 10.アプリケーションとミドルウエア 準備学習:教科書122〜128ページを熟読し、練習問題を解く 11.コンピュータネットワーク(ネットワークとは。通信プロトコル、 ネットワークインターフェース層) 準備学習(11回と12回):教科書129〜154,162ページを熟読し、練習問 題を解く 12.コンピュータネットワーク(インターネット層、トランスポート層、 アプリケーション層) 13.セキュリティ技術 準備学習:教科書154〜162ページを熟読し、練習問題を解く 14.学習内容の振り返り 準備学習:教科書の総復習を行う
- <成績評価方法>
- 授業内で行う演習の提出20点と定期試験による80点の合計100点で評価を行う。A+〜Fの6段階評価でD以上の者を合格とする。練習問題及びレポートを提出した場合は加算点を付与する。
なお、5回以上授業を欠席または遅刻した場合は、評価対象外として単位取得の資格を失う。
- <教科書>
- 「コンピュータ概論」安井浩之、木村誠聡、辻裕之(オーム社)
- <参考書>
- 「入門計算機システム」伊藤秀男、倉田是(朝倉書店)
「コンピュータアーキテクチャの基礎」柴山 潔 (近代科学社)
- <オフィスアワー>
- 水曜日 17:00〜18:00 (新宿校舎A2272)
- <学生へのメッセージ>
- コンピュータを正しく活用するために、コンピュータの仕組みや原理をしっかり学びましょう。
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