2017年度工学院大学 第1部情報通信工学科
代数学(Algebra)[2P11]
2単位 森澤 貴之 准教授
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- ・代数学の基礎的概念である群・環・体を知る。
・準同型定理を身につける。
- <受講にあたっての前提条件>
- 線形代数の知識を前提とする。
- <具体的な到達目標>
- ・群の概念や基本的な性質が理解できる。
・環の概念や基本的な性質が理解できる。 ・体の概念や基本的な性質が理解できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.集合と写像
準備学習:線形代数で学んだことを復習しておくこと。
2.同値関係と商集合 準備学習:前回学習した内容を復習し、関連する問題を解いておくこと。
3.群の定義と例 準備学習:前回学習した内容を復習し、関連する問題を解いておくこと。
4.部分群と正規部分群 準備学習:前回学習した内容を復習し、関連する問題を解いておくこと。
5.剰余群 準備学習:正規部分群・商集合について復習し、関連する問題を解いておくこと。
6.群の準同型写像 準備学習:写像について復習し、関連する問題を解いておくこと。
7.群の準同型定理 準備学習:剰余群・群の準同型写像について復習し、関連する問題を解いておくこと。
8.環・体の定義と例 準備学習:群の定義を復習し、関連する問題を解いておくこと。
9.イデアル 準備学習:部分群について復習し、関連する問題を解いておくこと。
10.剰余環 準備学習:剰余群・イデアルについて復習し、関連する問題を解いておくこと。
11.環の準同型写像 準備学習:群の準同型写像について復習し、関連する問題を解いておくこと。
12.環の準同型定理 準備学習:群の準同型定理・剰余環・環の準同型写像について復習し、関連する問題を解いておくこと。
13.まとめと発展 準備学習:前回までに学習した内容を復習しておくこと。
14.学習内容の振り返り 準備学習:期末試験で解けなかった問題を解き直しておくこと。
- <成績評価方法>
- 試験期間に実施する試験で評価し、Grade D以上の者に単位を認める。
(2014年度以前入学者は100点満点の試験で60点以上で単位を認める。)
- <教科書>
- 中島匠一著「代数と数論の基礎」共立出版
- <参考書>
- 講義中に用いることはないが、いくつか参考書を挙げておく。
・雪江明彦著「代数学1「代数学2」「代数学3」日本評論社 ・石田信著「代数学入門」実教出版 ・渡辺 敬一・草場公邦著「代数の世界」朝倉書店
※これらに限らず、自分にあった本を探すとよい。
- <オフィスアワー>
- 授業の前後、授業教室
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