2017年度工学院大学 第1部機械システム工学科
○物理学E(Physics E)[2105]
1単位 武藤 恭之 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 物理学C〜Fでは、「物理学A」および「物理学B」で学んだ、力学の諸概念と物理学の考え方をもとに、物理学の諸分野の基礎理論を概観する。物理学Eでは、振動・波動現象について紹介する。また、これらの学習を通じて、現実に起こる自然現象をどのようにモデル化し、数学的な方法を用いて記述していくかということを系統的に学び、後の工学系の専門科目を学習する際の基礎を築く。
- <受講にあたっての前提条件>
- 1.「物理学A」および「物理学B」の内容を理解していること。
2.高校数学全範囲および「微分」・「積分」・「線形代数学A」・「線形代数学B」の内容を理解し、使えるようになっていること。
- <具体的な到達目標>
- 1.振動現象を記述する方程式を立てることができる
2.減衰振動・強制振動など、様々な力のもとでの振動現象を計算することができる 3.連成振動の基本的性質について理解し、振動モードとはなにかを理解する 4.波動現象を記述する偏微分方程式を理解する
- <授業計画及び準備学習>
- 初回授業の準備学習については、「物理学A」および「物理学B」の内容を復習しておくこと。
2回目以降の授業に関しては、その都度指定する。
1.単振動の復習 2.減衰振動と強制振動 3.連成振動 4.波動方程式 5.波動方程式の解とフーリエ変換 6.音波 7.学習の振り返り
- <成績評価方法>
- 期末試験の成績をもとに理解度を評価する。Grade D以上を合格とする。
- <教科書>
- 特になし
- <参考書>
- 特に指定しないが、振動・波動に関する大学レベルのテキストは多く出版されているので、各自に合うものを見つけてほしい
- <オフィスアワー>
- (前期)木曜日2限 八王子校舎 総合教育棟1S−322
(後期)火曜日3限 八王子校舎 総合教育棟1S−322
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