2017年度工学院大学 第1部機械工学科
△教育学B(Pedagogy B)[1A22]
2単位 安 ウンギョン 非常勤講師
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 本講義は、「文化と教育」というテーマについて、具体的な場面や空間を取り上げ、私たちがそこでどのように育ち、成長してきたかを振り返り、改めて見ることをねらいとします。題は新たに生まれ続け、それに自分の過去の経験を単純にみるだけではなく、そこから新たな課題を考察していきます。分析や解明を進めていくための知識や情報を提供し、理解を深めます。
また、学生同士の対話と参加型の授業を中心に進めます。グループワークでの話し合い、そこからみえる新しい発見または解決の糸口を大事にしていきます。 生きづらい社会を超えるすべての人々が生きやすい社会をつくるため豊かな想像力を働かせていきましょう。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特にありません。
- <具体的な到達目標>
- 1)人の育ち・成長についての理解し、考察できる。
2)グループワークを通しての意見交換と、それを踏まえて今後の課題に課題に適応できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス
2.文化と教育の関係・文化の形成、共有、変容、消滅 3.子どもの社会化と教育 4.家庭生活と教育 5.学校文化と教育(1) かくれたカリキュラム 6.学校文化と教育(2) 「学力」と「ゆとり教育」 7.学校文化と教育(3) 学級崩壊、規範、いじめ、不登校、体罰をめぐって 8.学校文化と教育(4) 教育問題と教育言説 9.遊びと教育 10.ジェンダーと教育 11.グループ発表と全体討議 12.グループ発表と全体討議 13.新しい文化づくりへの考察 14.総括、教場レポートの作成 ※準備学習 1-2:授業に参加するねらい、また文化と教育の関係について自分の意見を考えておくこと。 3-13:講義の際に指示する関連資料やレジュメに目を通しておくこと。 14:授業内容の振り返り、自分の論点整理を行うこと。
- <成績評価方法>
- 講義への出席とディスカッション・グループワークへの参加を前提とし、期末に実施する教場レポートを100点満点とします。
欠席回数が3分の1を超えた学生には、レポートの提出を認めません。
- <教科書>
- 特に指定しない。毎回の授業に際しては、レジュメおよびコメントシートのレビューを配布し、授業の理解度を深めていきます。
- <参考書>
- テーマごとに、授業時間内に紹介します。
- <オフィスアワー>
- 授業前後に授業教室内で対応します。
- <学生へのメッセージ>
- この授業では「話し合いと参加」をもっとも大切にしていきます。それをもとに互いに「啐啄同時(そったくどうじ):みんなが力を合わせ、助け合いながらつくりあげる成果」の喜びを味わってもらい、その中で子どもや教育について改めて考えていきましょう。
- <備 考>
- 履修にあたっての重要事項は初回のガイダンスで説明するので、初回授業には必ず出席してください。また、上記の事項は変更する場合がありますがその際は授業で告知します。
ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2017 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|