2017年度工学院大学 第1部機械工学科

情報処理演習(Exercises in Computer Literacy)[5102]

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1単位
平塚 将起 助教  
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
情報処理に関する基礎的な事項を講義と演習で理解する.Visual Basic言語(VB)によるプログラミングの初歩を理解する.

<受講にあたっての前提条件>
VBAによるプログラミングを行うので,情報処理入門で学んだ項目の中で特にMicrosoft Excelに関する操作方法を習得しておく必要がある.

本科目の修得後は,「プログラミング演習」,「応用プログラミング演習」などの,より専門的な科目を履修することができる.

<具体的な到達目標>
Visual Basic言語(VB)を用い,プログラミングについて理解すること.

(JABEE学習・教育目標)
 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:(C-1) ○ (D-1)◎

<授業計画及び準備学習>
1. プログラミングの基礎とVBの基本操作
準備学習:教科書第1章を予習する.

2. 変数の使い方と四則演算
(二つの数値の和,差,積,商および剰余,べき乗を計算するプログラムおよび変数の宣言を理解する.)
準備学習:教科書第2章を予習する.

3. 条件判断(If文,Select文による条件判断)
準備学習:教科書第3章を予習する.

4. 繰り返し制御1(For Next による繰り返し処理構文)
準備学習:教科書第4章を予習する.

5. 繰り返し制御2(Do〜Loop、While文による繰り返し処理)
準備学習:教科書第4章を予習する.

6. 前半のまとめと演習
準備学習:これまでの内容を復習しておく

7. プロシージャ(Subプロシージャ,Functionプロシージャ)
準備学習:教科書第5章を予習する.

8. 配列データの処理
準備学習:教科書第9章を予習する.

9. エクセルワークシートへのデータ入出力
(エクセルのワークシートとのデータ交換ができ、数値演算関数を使用できること.)
準備学習:教科書第6章を予習する.

10. 文字列型データ処理
(コンピュータシステム上での文字の取り扱いについて理解すること.)
準備学習:教科書第8章を予習する.

11 再帰的呼び出し
準備学習:教科書第7章を予習する.

12 モンテカルロ法,数値計算
準備学習:教科書第10章を予習する.

13. VBによるプログラミングの総合演習
準備学習:これまでに学習した構文を用いて適切にプログラミングが行えること.
配布する演習問題を解くこと.

14.学習内容の振り返り
準備学習:定期試験で解けなかった問題を復習しておくこと.

<成績評価方法>
授業中に課される課題の点数に,機械系学科共通の定期試験の点数を総合して成績評価を行う.定期試験を50%,授業中に行う課題を50%の割合で評価する.Grade D以上のものに単位を認める.

<教科書>
「Excel環境におけるVisual Basicプログラミング」加藤潔 著(共立出版)

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
火曜日3時限目(八王子8号館201)
上記時間以外でもメールで調整の上対応可.連絡先:hiratsuka@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
受講の際は必ず指定された教科書を持参し,IDとパスワードを忘れないこと.
プログラミングやそれに基づくシミュレーションは工学における設計・開発・解析の強力なツールとなっています.VBを通してプログラミングの基礎を身に着けてください.毎回課題が出されますので,必ず提出してください.


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