| 2017年度工学院大学 第1部機械工学科
 
 
○物理学E(Physics E)[2202]
 1単位
 進藤 哲央 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
<学位授与の方針>| ○ | 1. 基礎知識の習得 |  | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 |  |  | 3. 汎用的問題解決技能 |  |  | 4. 道徳的態度と社会性 | 
<授業のねらい>物理学C〜Fでは、「物理学A」および「物理学B」で学んだ力学の諸概念と物理学の考え方をもとに,物理学の諸分野の基礎理論を概観する。物理学Eでは振動・波動現象について紹介する。また,これらの学習を通じて,現実に起こる自然現象をどのようにモデル化し,数学的な方法を用いて記述していくかということを系統的に学び,後の工学系の専門科目を学習する際の基礎を築く。<受講にあたっての前提条件>「物理学A」および「物理学B」の内容を理解していること。 高校数学全範囲および「微分積分A,B」・「線形代数学A,B」の内容を理解し、使えるようになっていること。
<具体的な到達目標>振動現象を記述する方程式を立てることができる減衰振動・強制振動など、様々な力のもとでの振動現象を計算することができる連成振動の基本的性質について理解し、振動モードとはなにかを理解する波動現象を記述する偏微分方程式を理解する
<授業計画及び準備学習>単振動[準備学習]: 物理学A,Bで学んだ単振動について復習しておく。
 
減衰振動と強制振動[準備学習]: 微分方程式の解き方を復習しておく。
 
連成振動[準備学習]: 微分方程式の解法と単振動について復習しておく。
 
波動方程式[準備学習]: 偏微分について復習しておく。
 
波動方程式の解とフーリエ変換[準備学習]: 三角関数の性質を復習しておく。
 
音波[準備学習]: 波の各種性質について復習しておく。
 
学習の振り返り[準備学習]: これまでに学んだ内容を総復習する。
 
<成績評価方法>期末試験の成績をもとに理解度を評価する。Grade D以上を合格とする。<教科書>指定教科書はない。適宜,プリントなどを使用する。<参考書>特に指定しないが,振動・波動に関する大学レベルのテキストは多く出版されているので,各自に合うものを見つけてほしい<オフィスアワー>[1,2期]:火曜日5限[3,4期]:火曜日4限
 [場所]:八王子キャンパス 1S-323
 メール(shindou@cc.kogakuin.ac.jp)などによる質問・相談にも随時対応する。
 
 
| ナンバリングはこちら このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
 Copyright(c)2017 Kogakuin University. All Rights Reserved.
 |  |