2017年度工学院大学 第1部機械工学科

フランス語初級II(Basic French II)[1419]

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1単位
沼田 憲治 非常勤講師  
最終更新日 : 2018/09/28

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
この授業のねらいは、文法や語彙の理解を深めながら、コミュニケーションのための基本表現をマスターすることによって、実践的なフランス語を身につけることである。

<受講にあたっての前提条件>
フランス語初級Tを履修していること。

<具体的な到達目標>
(1)自己紹介や買い物、カフェでの注文などごく初歩的な会話をフランス語でできるようにすること。
(2)半年でフランス語検定5級に、1年後には4級に合格するだけの実力をつけること。

<授業計画及び準備学習>
1. 夏休みの課題提出/前期の復習/比較する
準備学習:夏休みの課題を仕上げてくる。オリジナルノートp.25の練習問題を解く。
2. 「〜へ行く」「〜から来る」/国名と前置詞/数字(10の位)/小テスト6
準備学習:前期末試験で間違えたところを見直してくる。
3. 行き先を尋ねる・答える/5W1H(いつ、どこ、どのように、なぜ)/数字(20ー69)
準備学習:allerとvenirの活用の発音・綴りを暗記する。
4. 近い未来・近い過去/疑問詞の整理/数字(60ー79)/小テスト7
準備学習:オリジナルノートp.27,31の練習問題を解く。数字20ー79を暗唱する。
5. 天候について話す/語彙の整理2/数字(80ー100)
準備学習:オリジナルノートp.35の練習問題を解く。
6. 旅行の計画を立てる/乗り物に乗る/可能・希望・義務の表現
準備学習:Il fait〜で始まる文を3つ作る。数字80ー100を暗唱する。
7. 予定を言う/人を誘う/助動詞のまとめ/小テスト8
準備学習:前回までの小テストで間違えたところを直しておく。
8. 仏検受験対策総まとめ/シャンソンを聴く2
準備学習:教科書pp.23-25の仏検模擬試験を解く。
9. フランス文化紹介/表現の整理/小テスト9
準備学習:オリジナルノートp.39の練習問題を解く。
10. プレゼンテーション2(1日の生活について話す)/プレゼントを渡す
準備学習:前回までの語彙・表現を整理する。
11. 人と約束する/電話をかける/小テスト10
準備学習:オリジナルノートp.43の練習問題を解く。プレゼンテーション2の見直しをする。
12. 過去の出来事について話す1/動詞の整理/映画を見る2
準備学習:前回までの小テストで間違えたところを直しておく。
13. 過去の出来事について話す2/生まれた年を言う/数字(100〜1000)/小テスト11
準備学習:過去分詞の作り方を復習する。過去のある一日について日記を書く。オリジナルノートp.47の練習問題を解く。
14. 後期学習内容の振り返り/1年間を振り返って(アンケート)
準備学習:後期試験で分からなかった問題の正解を考えておく。

<成績評価方法>
評価は以下のような配分で行う。
1 後期末試験(70%)、2 小テスト(10%)、3 宿題・レポート(10%)、4 授業への参加具合(10%)
後期末試験は、定期試験期間中に実施する。仏検5級もしくは4級を受験した人は、合否にかかわらず、成績評価の際にさらに加点する。

<教科書>
『新ケンとジュリー1/Nouveau Ken et Julie 1』(太原孝英・大場静枝・佐藤淳一・塚越敦子著、駿河台出版社)定価2200円。

<参考書>
仏和辞典は、紙の辞書であればプチ・ロワイヤル仏和辞典(旺文社)、ディコ仏和辞典(白水社)を、電子辞書ならばプチ・ロワイヤル仏和辞典(旺文社)、クラウン仏和辞典(三省堂)を勧める。ただし、必ずしも最初から必要なわけではないので、授業時に詳しく指示する。

<オフィスアワー>
授業終了後、教場にて。事前にメールで連絡を入れることが望ましい。

<学生へのメッセージ>
この授業では、仏検5級もしくは4級を積極的に受験することが求められる。
まずは、フランス語の発音は難しいというイメージを是非とも取り去ってほしい。間違いを恐れずに、大きな声で、自信を持って発音してみよう。付属のCDはスマホ等の携帯端末で毎日、いつでも、どこでも聴けるようにしておくこと(聞き取りの練習は、授業だけでは絶対的に足りない)。教科書にはオリジナルノートや仏検受験用模擬試験も付いているので、予習・復習に積極的に活用してほしい。また、教科書以上に重視して欲しいのは、ノートである。授業中板書したことは、しっかりとノートをとり、試験に備えること。ただし、発音練習や対話練習のときは、ノートを見ないように。書く作業と話す作業をきちんと区別しよう。
授業では随時、シャンソンを聴いたり、ビデオを見たりする他、教師の実体験に基づくフランス文化の紹介も行う。フランスの「ことば」ばかりでなく、「文化」にも興味をもってほしい。


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