2017年度工学院大学 第1部機械工学科
○情報処理入門(Introduction to Computer Literacy)[0213]
2単位 見崎 大悟 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 情報処理に関する基礎的な事項を講義と演習で学習する.
学生は,コンピュータの歴史やハードウェアとソフトウェアの概要を理解し,アプリケーションソフトウェアによる文書作成やデータの扱い方およびコンピュータ通信方法や,情報倫理等を身につける.
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし.計算機利用の基礎を学ぶ科目であり,前提となる基礎知識は特に必要としない.
本科目の習得後は,「情報処理演習」の科目を習得することができる.
- <具体的な到達目標>
- (1)計算機利用の基礎および情報倫理について習得している.
(2)基本的なアプリケーションソフトウェアを使用することができる. ・電子メールの注意点を理解し使用することができる. ・ワードプロセッサを用いて表や図を含む文書を作成できる. ・表計算ソフトウェアを用いてデータの統計処理やグラフの作成ができる. ・プレゼンテーションソフトウェアを用いて発表スライドを作成できる. ・HTMLを理解し用いて簡単なウェブページを作成できる ・LaTexを理解し数式を含む文書を作成できる.
(JABEE学習・教育目標) 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:(B)○ (D-1)◎
- <授業計画及び準備学習>
- 【渡航前】
1. ガイダンス,コンピュータの基本操作,電子メール キューポート(学園ポータルシステム)の個人IDおよびパスワードを持参すること 準備学習:教科書第2章を予習する.
2. Microsoft Wordを使用した文書の作成(1)表を含む基本的な文書作成,印刷 準備学習:教科書5章(5.1~5.5)を予習する.自己紹介文を考えてくる.
3. Microsoft Wordを使用した文書の作成(2)書式設定,数式・図を含む文書の作成 準備学習:教科書5章(5.6~5.8)を予習する.
4. Microsoft Excelを使用した数値データ処理(1)セル入力,コピーなどの基本操作 準備学習:教科書6章(6.2節まで)を予習する.
5. Microsoft Excelを使用した数値データ処理(2)統計処理,グラフの作製 準備学習:教科書6章を予習する.
6. Microsoft Excelを使用した数値データ処理(3)数式処理,3次元グラフの作製,Wordとの連携 準備学習:教科書6章を予習する.
7. Microsoft Power Pointを使用した発表資料の作成 基本操作,グラフや図の挿入,スライド資料の印刷 準備学習:教科書7章を予習する.
【ハイブリッド留学プログラム参加 8週目】 8. HTMLによるウェブページの作成(1)HTMLの基礎,タグ,リンク,画像の張り方 準備学習:教科書8章(8.1~8.4)を予習する
9. HTMLによるウェブページの作成(2)スタイルシート,ウェブページの作成 準備学習:教科書8章(8.5~8.6)を予習する
10. HTMLによるウェブページの作成(3)WWWの紹介,ファイルの転送 準備学習:教科書8章(8.7)を予習する
11. Power Point を用いたプレゼンテーション 準備学習:発表資料を作成・練習しておく.
12. フィールドワーク 企業を見学してグローバル企業での仕事について学ぶ
13. フィールドワーク 企業を見学してグローバル企業での仕事について学ぶ
14. 学習内容の振り返り 講義内容の振り返りとレポート提出.
- <成績評価方法>
- 授業中に課される課題の点数に,機械系学科共通の定期試験の点数を総合して成績評価を行う.期末レポートを50%,授業中に行う課題を50%とし評価する.Grade D以上のものを合格とする.
- <教科書>
- 「理工系コンピュータリテラシー MS-Office2013対応」著 加藤 潔 他
工学院大学情報基礎教育運営委員会編(共立出版)
- <参考書>
- 指定参考書なし.
- <オフィスアワー>
- 月曜日12:40〜13:30 新宿キャンパス高層棟A-1861室(ヒューマンインターフェース研究室)
上記時間以外でもメールで約束の上対応可. 連絡先:misaki(At)cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 受講の際は指定された教科書を持参し,IDとパスワードを忘れないこと.
コンピュータを使いこなすことは現代の科学技術者にとって非常に重要です.今後の他の授業でも必要となりますのでしっかり身につけてください.
- <備 考>
- 教科書およびMS Officeがインストールされているノートパソコンを現地に持参する必要があります.タブレット端末でも絶対に不可ではありませんが,キーボードを持参することを強く推奨します.また,WindowsではなくMacでも構いませんが,その場合もマイクロソフト社のMS Officeを必ずインストールしておいてください.ウィルス対策ソフトも忘れずにインストールしておいてください.なお,現地での授業・課題対応において生じた不都合・不利益はすべて自己責任となります.
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