2016年度工学院大学 学芸員課程科目
博物館経営論(Museum Studies: Administration and Education)[8020]
2単位 濱村 伸治 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 社会的存在としての博物館,それを支える制度,組織の存続・発展のためのマネージメントの重要性について考える。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特にない
- <具体的な到達目標>
- 経営、特に非営利組織の経営について概略を知る。
個々の博物館の経営理念や経営資源について考察できるような基盤を獲得する。 具体の博物館が抱える課題について考察できるような基盤を獲得する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.経営とは何か
2.博物館活動の概要 3.博物館の社会的位置 4.非営利組織について 5.組織の類型とステークホルダー 6.博物館の経営とは何か 7.博物館経営のための資源について 8.国内外の博物館の姿 9.博物館と行政施策 10.利用者を知る 11.博物館を作り,支える人々・フォーラムとしての博物館 12.評価について考える 13.博物館が抱える課題・学芸員に求められていることを考える 14. 学習成果の確認(レポート課題作成)
準備学習:前回までの授業の総復習
- <成績評価方法>
- 講義ごとの小テストの点数と,講義終了後のレポートの採点結果を約3:7の比重で配点し,総合評点が60点以上を合格点とする。
レポートの評価に当たっては,論理的に展開されているか,現実に即したものとなっているか,独自の考え方が表れているかを重視する。
- <教科書>
- 指定教科書なし。参考となる資料については授業中に紹介する。
- <参考書>
- 指定教科書なし。参考となる資料については授業中に紹介する。
- <オフィスアワー>
- 講義の前後および休み時間、講師控室
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