2016年度工学院大学 学芸員課程科目

博物館教育論(Education in Museum)[8016]

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2単位
原 眞麻子 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
生涯学習の観点から博物館におけるモノを使った体験教育・学習の在り方、カリキュラムの立案、実践方法、評価方法等を学ぶ。また、博物館における教育・学修の基礎を学ぶ一貫として、学校教育との関連についても考察する。

<受講にあたっての前提条件>
博物館概論等、博物館の基礎について学習済みであること。

<具体的な到達目標>
学校教育・社会教育の状況の把握、各種教育理論の理解を踏まえたうえで、館種ごとの実践事例を学び、最終的に博物館におけるワークショップのカリキュラム開発が行えるようにする。

<授業計画及び準備学習>
第1回 ガイダンス(授業の進め方、内容、評価等について)、博物館教育の目的と意義
第2回 生涯学習社会における博物館教育
第3回 様々な教育理論
第4回 博物館教育と学校教育
第5回 博物館教育とボランティア活動
第6回 博物館教育における他機関との連携
第7回 博物館教育活動の内容と方法 −館内・館外活動−
第8回 自然史博物館・理工系博物館等における教育活動の特色
第9回 歴史博物館・美術館等における教育活動の特色
第10回 ワークショップの事例
第11回 博物館教育におけるカリキュラム開発の理論
第12回 博物館教育におけるカリキュラム開発の実践1
第13回 博物館教育におけるカリキュラム開発の実際2
第14回 博物館教育の評価
第15回 利用者主体の博物館教育 〜今後の展望〜

<成績評価方法>
講義出席状況及び授業態度と、講義終了後の試験の採点結果を約5:5の比重で配点し,総合評点が60点以上を合格点とする。

<教科書>
必要な資料を、当日配布する。

<参考書>
特になし

<オフィスアワー>
授業開始前後の教室


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