2016年度工学院大学 学芸員課程科目

博物館情報・メディア論(Information and Media for Museum)[8014]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
磯崎 咲美 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
デジタル技術の急速な進化により博物館も資料保存や展示方法なども大きく変化している。博物館の世界においても情報通信技術(ICT)は不可欠の要素となった。メディアの歴史からその利用の仕方、利点と問題点をふまえつつ、これからの博物館のあり方を探る。

<受講にあたっての前提条件>
博物館におけるICT利用について見学しておくこと。

<具体的な到達目標>
博物館における情報の意義と活用方法や情報発信の課題などについて理解を深める。博物館情報の提供と活用に関する基礎的能力を身につけることを目指す。

<授業計画及び準備学習>
・ガイダンス
・博物館における情報メディアの意義
・メディアとしての博物館
・視聴覚教育の歴史と視聴覚教育の発展
・社会におけるICTの利用
・生涯学習の場としてのメディア利用
・メディアの接触状況(調査結果からわかること)
・博物館のメディア導入と今後
・博物館資料のデータベース化と活用方法
・博物館の情報発信
・博物館展示におけるメディアの活用事例
・多メディア時代の新課題
・まとめ

<成績評価方法>
授業への参加状況と授業内レポート提出。
課題レポートにより評価。提出期限厳守。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
授業前後

<学生へのメッセージ>
授業は映像やデータ解析などを基に、受講者が討論できるような参加型授業


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