2016年度工学院大学 教職課程科目

教育実習A(Teaching Practice A)[9416]

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2単位
内山 宗昭 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
安部 芳絵 准教授  
尾高  進 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
教職免許を取得するにあたり,これまでの教職関係の学修をふまえ,中学校,高等学校など教育実践の場において現場を体験しこれまでの学修を実地で検証することを目的とする。同時に,自らの教職への適性を再確認し,教職への決意を改めて深める。
 なお、中学校の教員免許状を取得する者は、教育実習AおよびBを履修すること。高校の教員免許状だけの取得を希望する者は教育実習Aを履修すること。教職特別課程生及び科目等履修生ですでに高校の免許状を持っている者が中学校の免許状を取得する場合は、教育実習Bを履修すること。

<受講にあたっての前提条件>
実際に中学校,高等学校で実習するためには事前の諸手続が必要なので,必ず前年度4月初めに行なわれるオリエンテーションに出席し指示を受けて手続きを進めること。また実習を行う年の4月初めにもオリエンテーションがあるので、必ず出席すること。
本年度に卒業見込であること。教育原論及び教育実習の実習教科についての教科教育の研究、教育実習指導を履修済みであること。

<具体的な到達目標>
良好な勤務態度を持って教育実習を行い、教壇実習および生徒観察・生徒指導の基本的事項が実践できたこと、教員の職務や学校経営についての理解が深まったこと、教員となるにあたっての自己の課題が自覚できたことを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
4月〜5月 実習直前の事前指導を含む
6月(学校によっては他の時期) 中学校または高等学校における教育実習
6月および10月 事後指導(日時は掲示で指示)

<実習前>
教育実習の意義や実習校にとって実習をひきうけることの多大な負担をよく理解し,貴重な機会を与えられたことに感謝し,実習生としてベストを尽くす決意を固めること,教育実習に臨むにあたってと自分としての実習の課題をまとめる。
また実習校ときちんと打合わせて,事前の教材準備等を進めること。また学校や地域の様子を把握しておくことが望ましい。
<実習中>
実習中は実習校及び指導教諭の指示に従うこと。実習中の遅刻欠席,早退は原則として認められない。
<実習後>
実習終了時に教育実習録を実習校に提出し確認を得た後に大学にすみやかに提出すること。実習録は実習校の確認を得た後は,加筆・訂正を認めない。特に必要な場合は別紙に記載し,添付すること。
実習の成果(得たもの,よかったことなど)や実習の経験を今後どう生かすか,考えをまとめておくこと。

<成績評価方法>
教育実習中の勤務態度が良好であること、教壇実習および生徒観察・生徒指導の基本的事項が実践できたこと、教員の職務や学校経営についての理解が深まったこと、教員となるにあたっての自己の課題が自覚できたことが実習日誌,実習校の成績評価をふまえ,確認できること。事前指導及び事後指導に出席せず課題のレポートを提出しないものは、単位を認めない。

<教科書>
指定教科書なし。

<参考書>
実習校種に対応した実習教科の教科書。授業中に適宜指示する。

<オフィスアワー>
新宿校舎 水曜日後期 21:15〜21:45 2733研究室
新宿校舎 木曜日13:00〜14:00 A-2733研究室

<学生へのメッセージ>
先輩たちは実習後,生き生きと実習のこと,生徒のことを語ります。実習の中での様々な出会い,これまでにない体験がありそれが自分を変えることになるのです。またとないチャンスを多くの人が経験してもらいたいと思います。同時に,実習は生徒たちや実習校に対して責任をもって行わなければなりません。しっかりとした心構えと万全の準備をして臨んで下さい。


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