2016年度工学院大学 教職課程科目
情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[6701]
3単位 高田 伸彦 非常勤講師
- <授業のねらい>
- ※この科目の開講は決定しておりません。
詳細は掲示やKUPORTを確認してください。
コンピュータ社会の情報リテラシであるPCの基礎知識と事務ソフト、及びプログラミング技術を習得する。内容としては,前期にWindows OS,文書処理(WORD),表計算(EXCEL),インターネット(E-mailを含む),後期にVBを中心に学習する。また,コンピュータに関する最新技術等の紹介も適宜行う。授業の進め方は,課題演習を中心として,作成したレポートを提出する。達成目標は、WORDで文章がセンスよく作成でき、EXCELで関数を利用した表計算、グラフの作成ができるようにする。VBを通してプログラミングの考え方を習得する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特別な条件はありませんが、事前に英数字でのタイピングの練習をしてもらえると授業がより効果的に受講できるかと思います。
- <具体的な到達目標>
- 前期は、WordやExcelにおいて、コンピュータ技能検定の3級程度を意識し授業外に各自で練習するすることによって合格できるレベルを到達目標とします。インターネット関連では、インターネットの検索エンジンで検索するだけはなくサーバやクラインと含めたトータル的な知識と技術をを習得することを到達目標とします。後期は、VBAプログラミングの基礎を習得し、簡単なプログラムを各自で作成できることを到達目標とします。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. Windowsの基本操作:起動方法・画面構成・スタートメニュー・ウィンドウの基本操作(前期教科書P29〜3でくる)
2. Windowsの基本操作:メニューとコマンド・タスク操作・アクセサリ・ファイル管理(前期教科書P36〜42を読んでくる) 3. 学内LAN利用(WWW) :学内LANの仕組みの理解・インターネットの利用・検索エンジンとは(前期教科書P51〜67を読んでくる) 4. 学内LANの応用(E-mail):E-mailの理解・電子メールを読む・新規メール作成・添付ファイル(前回の操作の確認を行う。+前期教科書P51〜67を再度読んで理解してくる) 5. 学内LANの応用(Email):メールアドレスの登録・グループ登録・電子ニュースの利用・自己署名作成 (前回の操作の確認を行う。+前期教科書P51〜67を再度読んで理解してくる) 6. WORDによる文書作成(課題1):フォントスタイルの設定・下線・文字飾り・フォントサイズの選択・ 段組の挿入と編集(前期教科書P81〜101を読んでくる) 7. WORDによる文書作成(課題2):ワードアート・オートシェイプ・3-D図形の作成と変更(前回の課題の復習+前期教科書P81〜101を再読する) 8. WORDによる文書作成(課題3):ハイパーリンクの作成・アウトラインの作成・アウトラインの変更・ページ番号(前回の課題の復習+前期教科書P81〜101を再読する) 9. WORDによる文書作成(課題4):図や絵をいれたパンフレット作成(前回の課題の復習+前期教科書P81〜101を再読する) 10. Excelの課題(1):グラフ(作成,変更,書式)・グラフの印刷とプレビュー(前期教科書P107〜122を読んでくる) 11. Excelの課題(2):ブックの開閉・文字列と数字の入力・式の入力・ブックの保存・線・オブジェクトの作成と変更(前回の課題の復習+前期教科書P107〜122を再読する) 12. Excelの課題(3):3-D図形の作成と変更・Average,Min,Max関数・ワークシート関数 (前回の課題の復習+前期教科書P107〜122を再読する) 13. 前期の総合課題演習課題を中心としてまとめ(前回の課題の復習) 14. 学習内容の振り返り 15. プログラミングとは:VBAの起動と終了・プログラムの保存と読み込み(後期教科書のP1〜5まで読んでくる) 16. 変数と四則演算:基本的なデータの型・実数について・変数(後期教科書のP19〜21まで読んでくる) 17. 変数と四則演算:変数の宣言・数値演算子・文字列演算値(後期教科書のP19〜21まで読んでくる) 18. 変数と四則演算:MsgBox関数・例題四則演算・InputBox関数(後期教科書のP19〜25まで読んでくる) 19. 変数と四則演算:入力と四則演算・配列(後期教科書のP19〜25までを復習してくる) 20. 条件判断 :IFによる条件判断・例題:偶奇の判断・条件式と論理演算(後期教科書のP26〜29まで読んでくる) 21. 条件判断 :例題:じゃんけんをする・定数Select構文・乱数の利用(後期教科書のP30〜36まで読ん でくる) 22. 繰り返し :For〜Nextによる繰り返し・While〜Wend・Do〜Loop・Exit(後期教科書のP37〜39まで読んでくる) 23. 繰り返し :多重ループ・例題:覆面演算(後期教科書のP41〜43まで読んでくる) 24. プロシジャー :プロシジャーの概要・Subプロシジャー・Functionプロシジャー(後期教科書のP46〜50まで読んでくる) 25. プロシジャー :変数などの適用範囲・引数・Exitステートメント・例題(後期教科書のP51〜59まで読んでくる) 26. グラフを描く :WSのセルの読み書き・Set文・With文・グラフを描く(後期教科書のP61〜65まで読んでくる) 27. 後期の総合演習およびまとめ 28. 学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 1.演習課題の定期的提出(各10回程度/前後期),2.演習課題の確認小テスト(前・後期)3.授業態度
をそれぞれ点数化し総合点数で60点以上(Dグレード以上)の者に単位を認める。比率としては、演習課題:60%,確認小テスト:20%、授業態度:20%とする。
- <教科書>
- ●前期:「情報処理の入門と実践」荒実,加藤潔,飛松敬二郎/他著(共立出版)
●後期:「Excel環境におけるVisual Basicプログラミング」加藤潔 著(共立出版)
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 土曜日夜2限目の終了後20分間新宿キャンパス12階講師室で
- <学生へのメッセージ>
- 技術者が、WordやExcelを使いこなすことは、必須となっています。文章,表計算,ネットワーク,プログラミング等を使いこなせるまで指導しますので、がんばってついてきてください。
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