2016年度工学院大学 教職課程科目
地学II(General Earth Science II)[4702]
2単位 豊田 純一 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 地学Iで学ばなかった固体地球に関する分野について、地球形成のプロセスと地殻変動の様子を、プレートテクトニクスの視点から理解することを目標とする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 教職特別課程において教員免許取得のための履修を目的とするもの。
- <具体的な到達目標>
- 中学・高等学校において、理科の授業を担当するのに必要な、固体地球に関する知識を取得し、また、これを活用できるような力量をつけること。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.隕石と地球の形成―隕石の組成と構造からわかる太陽系と地球の形成過程
2.岩石の成因と分類―火成岩(1) 3.岩石の成因と分類―火成岩(2) 4.岩石の成因と分類―堆積岩(1) 5.岩石の成因と分類―堆積岩(2) 6.岩石の成因と分類―変成岩 7.大陸と海洋の起源―プレートテクトニクスの歴史的展開 8.大陸と海洋の起源―プレートテクトニクス理論と検証 9.地震活動―地震と地殻の構造 10.地震活動―そのメカニズム 11.火山活動―そのメカニズム 12.火山活動―火山と噴火の分類 13.火山活動―火山の形状 14.火山と地球ダイナミクス 15.まとめ □準備学習について 常日頃から、各種出版物やテレビ、ネットを通じて報道される地球科学に関する情報に注意をして、新しい知識を得ることに留意すること。 その上不明な点などについて、授業の時などに積極的に質問をすることを希望します。
- <成績評価方法>
- 定期試験期間中に実施する期末試験の結果をもって評価の基準とする。ただし,状況に応じて出席状況を評価に加える。
- <教科書>
- 「地学図表」(浜島書店)
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 大学教務課を通し文書で連絡のこと。また、授業終了後(21時10分以降)、12階講師室にて対応します、遠慮なく申し出てください。
- <学生へのメッセージ>
- 部分的な知識の習得よりも,地球科学の全体像を把握することを主眼とするので,講義を聴いて,流れを理解することが大切。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2016 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|