2016年度工学院大学 第2部建築学科

建築設計論(Theory of Architectural Design)[5S08]

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2単位
西森 陸雄 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
この授業では近代から現代の建築を、作家の視点や社会的な意義などを踏まえながら紹介する。
設計者がどんなことを考えながら作品を作って来たかを学ぶことによって、これからの建築家に
求められる視点を持つことを目標とする。

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
近代から現代に至る時代の中で、建築家がどのような社会背景のなかで、どのような意志をもって建築を世に問うて来たかを理解できるようになる。そして未来に向けて、建築家という職能がどのような視点と責任感をもって活動していくべきかという大きなテーマについて、考える視座を持てるようになる。

<授業計画及び準備学習>
授業はスライドを使って作品と作家を紹介する形式で進める。毎回の授業で次回の取り扱う作品のリストを配布するので、各自でそれらについて調べて予習すること

1 0909 建築理論、イントロダクション 
2 0916 バウハウスの建築、デザイン
3 0923 ル・コルビジェとその時代
4 0930 フランクロイドライトとその時代
5 1007 ファジズムと合理主義
6 1014 戦後モダニズムと工業化建築(ケーススタディハウスを中心に)
7 1021 日本の建築理論、メタボリズム
8 1028 (補講日)ポストモダニズムの建築1(アメリカ/ヨーロッパ)
9 1104 ポストモダニズムの建築 2(日本)
10 1111 デコンストラクション、ディスプログラミング
1225 カンタベリー授業のため休講
 1202 カンタベリー授業のため休講
11 1209 テクノロジーへの挑戦
12 1216 サスティナブルデザイン、エコロジカルデザイン
13 0106 現代建築の潮流(レポート提出)
14 0120 授業の振り返り

レポート提出 1月6日(金) 提出場所:25階の西森研究室ポスト

レポートテーマ
「日本の建築家とその設計論について」
日本人の建築家を1人選び、その作家の作品を3作品とり上げて、作家の意図や作品の背景、設計主旨などを解説する。
A4横書き/10ページ以内(表紙を含まず)
作品の写真や図面を入れること。出典(参考文献リスト)を必ず入れること。
表紙を付け、タイトル、学籍番号、氏名を明記すること。

<成績評価方法>
出席点60点、レポート点40点満点とし100点満点で60点以上で合格とする。授業は3回までの欠席は減点対象としないが4回以上結成すると減点と成る。

<教科書>
特になし

<参考書>
特になし

<オフィスアワー>
毎週金曜日17時から18時 新宿キャンパス9F、建築デザイン研究室4


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