2016年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科
コンピュータグラフィックス(Computer Graphics)[5W01]
2単位 陳 キュウ 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- コンピュータグラフィックス(CG)は、コンピュータを用いて画像や映像を作成したり処理したりする技術である。現在映画、ゲーム、CAD、シミュレーション、可視化、ユーザインターフェースなど様々の分野で利用されている。本講義はコンピュータグラフィックス(CG)の基礎を習得する。関連する画像処理技術についても一部触れる。
- <受講にあたっての前提条件>
- 線形代数の基礎、ベクトルや三角関数などを理解していること。
- <具体的な到達目標>
- 1.コンピュータグラフィックスの歴史、用途などの知識を習得できる。
2.コンピュータによる画像の表現法、モデリング手法、レンダリング手法が理解できる。 3.CG検定3級以上の知識を習得することを目標とする。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 コンピュータグラフィクス(CG)の基礎
第2回 デジタルカメラモデル 第3回 画像の濃淡変換とフィルタリング処理 第4回 モデリング(1) 第5回 モデリング(2) 第6回 モデリング(3) 第7回 レンダリング(1) 第8回 レンダリング(2) 第9回 レンダリング(3) 第10回 アニメーション(1) 第11回 アニメーション(2) 第12回 画像からの情報の抽出 第13回 入出力と伝送・蓄積のための処理 第14回 システムと規格 第15回 学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法>
- レポートの採点結果・期末試験の採点結果で評価し、評点が60点以上を合格点とする。
- <教科書>
- ビジュアル情報処理―CG・画像処理入門― (CG-ARTS協会)
- <参考書>
- コンピュータグラフィックス (CG-ARTS協会)
- <オフィスアワー>
- 金曜日18:00-19:30 新宿キャンパスA-2275
- <学生へのメッセージ>
- ゲームや映画・映像制作で使われるCGはどのような原理・仕組みで動作し映像が作られるかを勉強します。
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