2016年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

政治学A(Political Science A)[3V10]

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2単位
長谷川 憲 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
国際政治と国内政治の比較を通して、日本の政治社会の理想と現実を考える。
近代社会が創り上げた国家のシステムと政治の現状と今後を理解すること。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。

<具体的な到達目標>
グローバル化が進む今日の状況下で多様化する人間関係の原因を知り、相対的な立場の違いを理解できるようになること。

<授業計画及び準備学習>
1.日本の政治と歴史
    政治学の領域と対象

2.日本の政治と歴史
    近現代政治と21世紀

3.戦後日本の政治機構
    憲法と公法  

4.戦後日本の政治機構
    国会と立法

5.戦後日本の政治機構
    内閣と行政

6.戦後日本の政治機構
    裁判所と司法

7.戦後日本の政治機構
    会計検査院と財務統制

8.国際政治と国内政治
    国再連合と国際機構

9.国際政治と国内政治
    国際機構と地域機構

10.国際政治と国内政治
    G7・G8・G20  
    NGO
     
11.日本と他地域
    北欧・中欧・東欧
    アメリカ

12.日本と他地域
    アラブ・アフリカ
    ラテンアメリカ
    亜細亜・オセアニア

13.国際主義と民主主義の赤字

14.学習内容の振り返り

*事前学習として、各回について指示する参考書がある場合には、関連項目を読み、下調べをすること。

*授業の進め方・内容・評価方法・注意に関しては、第1回目の授業で説明するので、必ず出席すること。

*授業は、シラバスに沿って進行するが、国内・国際情勢の変化を反映させるため、順序・内容を変更することがあるので、ご理解いただきたい。

<成績評価方法>
授業にきちんと出席した学生に対し、学期末に最終レポートと筆記試験を行い、授業中に行う小テスト、小レポート、アンサーペーパーまたは課題などを参考に総合的に評価し、60点以上の者に単位を認める。成績評価方法および基準については、第一回目の授業において説明するので、必ず出席すること。2015年度以降の学生は、Grade D以上を合格とする。

<教科書>
使用しない。ただし下記の参考書以外に、講義の際に適宜指示する。

<参考書>
『寛容論』(中公文庫)
『職業としての政治』(岩波文庫)
『憲法と政治生活』(北樹出版) 
『自由・平等・友愛』(八千代出版)
『フランスの憲法判例』(信山社)
『フランスの憲法判例 -- 第二版』(信山社)
『公共空間における裁判権』(有信堂高文社) 他

<オフィスアワー>
新宿校舎12階講師室 : 水曜日12時〜13時および17時20分〜18時
他に、新宿校舎27階2744室ドアの連絡用紙に、用件を記入した学生に対して、後日、面談日を決定して対応する。

<学生へのメッセージ>
授業に出席することは,学ぶための必要条件にすぎません。日頃からTV・ラジオなどのニュースなどに関心を持ち、単行本・新聞・雑誌などを良く読んでください。その上で授業を利用して、自分の頭で考え,客観的・批判的に物事を見直すことができれば,何が十分条件なのかが見えてきます・・・目的を見つけ、自らのモチベーションを高めることが、学ぶためには必要かつ重要です。期待しています。

<備 考>
*学生へのメッセージの内容は、同時に〈準備学習〉の意味を持つので参考にして実践して下さい。
*上記のシラバス記述内容の全ての著作権は、排他的に長谷川憲本人に帰属しているのでご注意ください。


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