2016年度工学院大学 先進工学部
フランス語I(French I)[6210]
2単位 山上 昌子 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- フランス語の文法の基礎を身につけ、日常のコミュニケーションに必要な表現を学ぶ。背景となる文化・社会のあり方にも目を向ける。
- <受講にあたっての前提条件>
- 初心者を対象とした授業なので、フランス及びフランス語に関する知識はゼロで構わない。
- <具体的な到達目標>
- ・フランス語の文を正しく発音できる。
・フランス語の基礎文法を把握する。 ・フランス語で自己紹介ができる。 ・フランス旅行で使う基礎会話ができる。
- <授業計画及び準備学習>
- ・前期
1. イントロダクション。挨拶。名を名乗る。アルファベ。 2. 発音とつづり字。 準備:CDを聞きながら、アルファベの復習をしておく。 3. 発音とつづり字。「空港に到着」。 準備:教科書pp.6-7に目を通しておく。 4. 場所を尋ねる。名詞の性・数。冠詞。 準備:教科書p.8のCDを聞いておく。 5. 冠詞と縮約の規則。主語人称代名詞。数字10まで。 準備:第一課の復習をしておく。 6. 「ホテルに泊まる」。être の活用と自己紹介。 準備:教科書p.12-13に目を通しておく。 7. 形容詞の性数一致。所有形容詞。提示の表現。 準備:教科書p.14のCDを聞いておく。 8. avoir の活用。「年齢を言う」。数字20まで。 準備:教科書p.15の復習をしておく。 9. 「絵はがきを出す/電話をかける」。人称代名詞強勢形の使い方。 準備:教科書pp.18-19に目を通しておく。 10. 第一群規則動詞の活用。「カフェに入る」。 準備:教科書pp.24-25に目を通しておく。 11. 否定文。指示形容詞。avoir を用いて、空腹・満腹、暑さ・寒さを言う。 準備:教科書p.26のCDを聞いておく。 12. 「メトロに乗る」。 疑問文。prendre の活用。指示形容詞。注文の表現。 準備:教科書pp.30-31に目を通しておく。 13. 天候、時刻を言う。非人称構文。faire の活用。 準備:教科書p.32のCDを聞いておく。 14. 学習成果の確認(授業内試験)。 準備:これまでどのようなことを学んだか、教科書を見直しておく。
・後期 1. 前期試験の返却。問題点の見直しと復習。 2. 近い未来や近い過去のことを述べる。aller と venir。疑問形容詞。 準備:教科書pp.36-37に目を通しておく。 3.中性代名詞。数詞の復習。 準備:教科書p.40のCDで、aller と venir の活用を復習しておく。 4. 「買い物をする」。命令法。 準備:教科書pp.42-43に目を通しておく。 5. 目的補語人称代名詞。第二群規則動詞の活用。 準備:教科書p.44のCDを聞いておく。 6. 「レストランで食事をする」。疑問代名詞。 準備:教科書pp.48-49に目を通しておく。 7. 疑問副詞。「美術館に行く」。 準備:教科書pp.54-55に目を通しておく。 8. 直説法複合過去。 準備:avoir と être の活用を復習し、教科書p.56のCDを聞いておく。 9. 過去分詞の性数一致。受動態。 準備:過去分詞の形を思い出しておく。 10.「ブティックに入る」。階の概念。序数。 準備:教科書pp.60-61に目を通しておく。 11. 比較級。 最上級。 準備:教科書p.62のCDを聞いておく。 12. 指示代名詞。代名動詞。 準備:教科書p.27の指示形容詞を復習しておく。 13. 「バトー・ムシュに乗る」。感嘆文。過去の概念。直説法半過去。 準備:教科書pp.66-67に目を通しておく。 14. 学習成果の確認(授業内試験)。 準備:これまでどのようなことを学んだか、教科書を見直しておく。
- <成績評価方法>
- 前期・後期の期末試験の平均点に、授業中の質問に対する受け答え、課題の提出状況を加えて総合的に評価する。60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 『はじめてのパリ(新・改訂版)』大津俊克・他著(朝日出版社)
- <参考書>
- 指定参考書なし。特に自分でもっと勉強したいとか、仏検を受けたいという場合は、個別に相談。
- <オフィスアワー>
- 授業の前後、教室。その他の時間が必要な場合は個別に相談。
- <学生へのメッセージ>
- 初めて学ぶ言語は皆がゼロからのスタートです。学習意欲さえあれば、おもしろいほどできるようになるので、がんばってみましょう。CDを聞いてフランス語に慣れ、授業に出て来た表現を忘れないよう、声に出して言ってみて下さい。質問はいつでも歓迎します。大変初歩的なことでも遠慮はいりません。
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