2016年度工学院大学 先進工学部

情報処理入門(Introduction to Computer Literacy)[3508]

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2単位
加藤  潔 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
大学で学ぶ上で必要不可欠であるWindowsパソコンの基本操作、および、Active Mail、Internet Explorer、Word、Excel、PowerPointの使用方法を、講義と演習を通じて習得することを目標とする。OSはWindows 7, OfficeはMicrosoft Office 2013を用いる。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。

<具体的な到達目標>
・情報化社会における、情報の入手および活用方法、情報倫理を理解する。
・パソコンのメールに関する基本的操作ができる。
・Word 2013を用いて、文章・表・数式を自在に書くことができる。
・Excel 2013を用いて、データの統計的処理やグラフ化ができる。
・PowerPoint 2013を用いて、アニメーション等を含むプレゼンテーションのスライドを作ることができる。

<授業計画及び準備学習>
1. 授業の概要とコンピュータ入門
  学習内容: パソコンの仕組み、n進数、ネットワークについて学ぶ。
  準備学習: 教科書第1章「コンピュータ入門」を予習する。
2. Windowsの基本操作
  学習内容: Windowsパソコンの基本的な操作方法を学ぶ。
  準備学習: 教科書第2章「Windowsとウェブブラウザの操作方法」を予習する。
3. インターネットと情報倫理
  学習内容: Webブラウザの使用方法、情報の検索方法、情報セキュリティ、情報倫理について学ぶ。
  準備学習: 教科書第3章「インターネット情報の検索と利用」を予習する。
4. 電子メールの使い方
  学習内容: 大学の電子メール(Active Mail)の使い方を学ぶ。
  準備学習: 教科書第4章「電子メール」を予習する。
5. Wordの使い方1(基本操作)
  学習内容: Wordの起動方法と基本的な操作(文章の入力、保存、印刷操作等)について学ぶ。
  準備学習: 教科書第5章「ワードプロセッサ」(5.4節まで)を予習する。
6. Wordの使い方2(文字の編集,表の作成)
  学習内容: 各種の文字、文書の編集について学ぶ。書の装飾と表の作成について学ぶ。
  準備学習: 教科書第5章「ワードプロセッサ」(5.5, 5.6, 5.7節)を予習する。
7. Wordの使い方3(数式と図)
  学習内容: 数式の書き方、図の描画、図の挿入について学ぶ。
  準備学習: 教科書第5章「ワードプロセッサ」(5.8節)を予習する。
8. Excelの使い方1(基本操作)
  学習内容: Excelの起動方法と基本的な操作について学ぶ。
  準備学習: 教科書第6章「表計算ソフトウェア」(6.2.3節まで)を予習する。
9. Excelの使い方2(数式とグラフ)
  学習内容: 数式の利用とグラフの作成について学ぶ。
  準備学習: 教科書第6章「表計算ソフトウェア」(6.2.4, 6.2.5節)を予習する。
10. Excelの使い方3(収支計算と3次元グラフ)
  学習内容: Excelを用いて、収支計算や3次元グラフの描画を行う。
  準備学習: 教科書第6章「表計算ソフトウェア」(6.3節、演習6.4まで)を予習する。
11. Excelの使い方4(級数と数列)
  学習内容: Excelを用いて、級数や数列の計算を行う。
  準備学習: 教科書第6章「表計算ソフトウェア」(6.3節、演習6.5から)を予習する。
12. PowerPointの使い方1(基本操作)
  学習内容: PowerPointの起動方法と基本的な操作について学ぶ。
  準備学習: 教科書第7章「プレゼンテーション」(7.3節まで)を予習する。
13. PowerPointの使い方2(挿入とアニメーション)
  学習内容: グラフや図の挿入、アニメーションの設定について学ぶ。
  準備学習: 教科書第7章「プレゼンテーション」(7.4節から)を予習する。
14. 学習内容の振り返り
  学習内容: 学習の成果を確認する。
  準備学習: これまで授業で学習した全ての内容を復習すること。

<成績評価方法>
・平常点50%、試験50%で評価し、Grade D以上の者に単位を認める。
・期末試験は試験期間に実施する。
・平常点は、授業中に行う演習と宿題の出来で評価する。

<教科書>
・「理工系 コンピュータリテラシー」、加藤 潔 他著(共立出版)
・演習も行うため、教科書がないと授業参加が困難となる。必ず毎回の授業に持ってくること。

<参考書>
指定参考書なし。図書館を活用して必要な参考資料を探すことを推奨する。

<オフィスアワー>
授業前後および水曜3時限をオフィイスアワーとする。場所は1W-332号室である。
会議や出張で不在の場合があるので、事前に連絡することを推奨する。
電子メールのアドレスは ft82039@ns.kogakuin.ac.jp である。

<学生へのメッセージ>
・本授業で学ぶメールやMicrosoft Office 2013は、大学において学習・研究していく上で欠かすことができない。講義内容と演習内容を確実に習得すること。
・教科書を必ず持参すること。欠席および遅刻は厳禁である。
・自分のIDのパスワードはきちんと記憶し、厳重に管理すること。
・授業中に不真面目な行為をしている場合は退席を求める。

<備 考>
なし


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