2016年度工学院大学 先進工学部
物理学演習(Exercises in Physics)[1410]
1単位 上塚 貴史 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 「物理学1」および「物理学2」で学んだ力学に関する理論について,
具体的な演習問題を自ら解くことによって理解を深める.
- <受講にあたっての前提条件>
- 高校での物理学履修は問わないが,数学の基礎知識は必須である.
特に関数・ベクトル・微分積分について復習しておくように.
- <具体的な到達目標>
- 1. 運動の3法則を理解し,応用できる.
2. 保存則の理解し,応用できる.
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス,単位系,次元
準備学習:高校で学習したベクトル・微積分を復習し,1章例題・確認と演習の準備を理解する 2.ベクトル演算(1) 準備学習:1章演習問題を解き,2章例題・確認と演習の準備を理解する 3.ベクトル演算(2) 準備学習:2章演習問題を解く 4.ベクトル演算(3) 準備学習:2章演習問題を解く 5.速度,加速度(1) 準備学習:3章例題・確認と演習の準備を理解し,3章演習問題(基礎)を解く 6.速度,加速度(2) 準備学習:3章演習問題(応用)を解く 7.運動方程式,等加速度運動(1) 準備学習:4章例題・確認と演習の準備を理解し,4章演習問題(基礎)を解く 8.運動方程式,等加速度運動(2) 準備学習:4章演習問題(応用)を解く 9.運動方程式,等加速度運動(3) 準備学習:配布されたプリントを解く 10.振動 準備学習:5章例題・確認と演習の準備を理解し,5章演習問題を解く 11.中心力による運動 準備学習:6章例題・確認と演習の準備を理解し,6章演習問題を解く 12.仕事と力学的エネルギー(1) 準備学習:7章例題・確認と演習の準備を理解し,7章演習問題(基礎)を解く 13.仕事と力学的エネルギー(2) 準備学習:7章演習問題(応用)を解く 14.学習の振り返り
- <成績評価方法>
- 授業内には板書発表を求め,適宜レポート・小テストを行う.板書発表を行わない者は単位取得できないものとする.また,試験期間には学期末試験を実施する.評価割合は「板書による発表・レポート・小テストなどによる平常点」を50%、「学期末試験」を50%とする.
- <教科書>
- 「物理学演習テキスト」 (学術図書出版)
- <参考書>
- 加藤潔著「理工系物理学講義(改訂版)」培風館
前野昌弘著 「よくわかる初等力学」東京図書
演習テキストの解説はあくまでも要点のみであるため,物理学講義で 用いられているテキスト,および授業ノートを参考に問題演習をすること.
- <オフィスアワー>
- 月曜日 12:00−13:30
(八王子校舎1W−332室 物理準備室)
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