2016年度工学院大学 先進工学部機械理工学科
△コンピュータ解析(Computational Analysis)[5A31]
2単位 中島 幸雄 教授 [ 教員業績 JP EN ] 桂 晃洋 特別専任教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 企業の設計・研究で最もよく用いられているCAEツールである有限要素法(FEM)、Matlabの活用法を学ぶ。これらのツールを用いて簡単な例題を解析できるようになることが目標である。
- <受講にあたっての前提条件>
- 授業を理解するためには、工業力学I、U程度の内容を身につけておくことが望ましい。本科目を修得することで、創造工学セミナーで用いるツールの使用法を習得できたことになる。
- <具体的な到達目標>
- 1)有限要素法(FEM)の考え方を理解している。
2)例題、簡単な応用問題をFEM、Matlabを用いてモデル化し、解くことができる。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週:FEMの理論と例題演習
準備学習 配布資料の1から3節を予習する。
第2週:はりの曲げの理論と例題演習(1) 準備学習 配布資料の4節を予習する。
第3週:はりの曲げの理論と例題演習(2) 準備学習 配布資料の4節を予習する。
第4週:Matlabプログラミングの基礎と応用事例 準備学習 配布資料「Matlab演習」の第1章を予習する。
第5週:Matlabプログラミング演習 準備学習 配布資料「Matlab演習」の第2章を予習する。
第6週:Matlab/Simulinkとモデルベース設計 準備学習 配布資料「Matlab演習」の第3章を予習する。
第7週:−学習の振り返りとレポートまとめ
- <成績評価方法>
- レポート:70%
演習、宿題(Exercise、 homework):30% 上記合計がグレードD以上の者に単位を認める 全講義日数の3分の1以上(3回以上)欠席した場合は受講放棄と見なし一切の成績評価をしない 宿題は次回の授業の開始前に提出すること、遅延の提出は減点する
- <教科書>
- プリントを配布する
- <参考書>
- 泉聡志、酒井信介著、実践有限要素法シミュレーション、森北出版、2010
上坂吉則著、MATLABプログラミング入門[改訂版]、牧野書店、2011
- <オフィスアワー>
- 木曜日:16:00以降(04−802)
- <学生へのメッセージ>
- あるツールの使い方に精通していると、他のツールも比較的容易に使いこなすことができます。ここで学習したことを、創造工学セミナーで実際の問題へ応用してほしい。
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