有機化学Ｉ（Organic Chemistry I）[2124]

＜学位授与の方針＞

◎	1. 基礎知識の習得
○	2. 専門分野知識の習得
○	3. 汎用的問題解決技能
	4. 道徳的態度と社会性
	5. 創成能力

＜授業のねらい＞

アルカン、アルケン、アルキンの有機化合物の命名法と性質、有機反応の異本的な原理を理解する。

＜受講にあたっての前提条件＞

第1または第2クォーターにて化学１，化学２、化学実験を受講していること。

＜具体的な到達目標＞

（１）構造式を見て、基本的な性質を理解できる。
（２）極性反応の基本的な原理を理解できる。
（３）化合物がとる立体構造がイメージできる。
（４）アルケンの付加反応を理解できる。
（５）共鳴を理解し、共鳴形を誘導できる。
（６）芳香族性について理解できる。

＜授業計画及び準備学習＞

＜学位授与の方針＞
◎ 1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

＜授業のねらい＞
有機化合物の命名法と性質、有機反応の原理を理解する。

＜受講にあたっての前提条件＞
マクマリー有機化学概説の１章が十分に理解していること。

＜具体的な到達目標＞
（１）構造式を見て、基本的な性質を理解できる。
（２）極性反応の基本的な原理を理解できる。
（３）化合物がとる立体構造がイメージできる。
（４）アルケンの付加反応を理解できる。
（５）共鳴を理解し、共鳴形を誘導できる。
（６）芳香族性について理解できる。

＜授業計画及び準備学習＞
講義は下記のスケジュールで行う。

１．　構造と結合：電子軌道
２．　酸と塩基
３．　アルカンの命名法、化学構造式の書き方、構造異性体
４．　シクロアルケンの命名法、Newman投影式、立体配座
５．　アルケン、アルキンの命名法（ジエン、cis-trans、E体、Z体）
６．　反応機構：屈曲矢印のルール
７．　学習の復習
８．　反応機構：アルケンへの付加反応
９．　マルコウニコフの法則とカルボカチオンの級数
10．　反応エネルギー図と遷移状態
11．　共役ジエンの反応と共鳴構造
12．　アルケン、アルキンの付加反応
13．　芳香族の反応
14．　学習の振り返り

毎回、事前に課題を配布しておくので、講義当日までに予習し解答しておくこと。
講義中に指名するので解答を発表してもらう。
受講する前に教科書の対応する節を読んでおくこと。

＜成績評価方法＞

定期試験の成績が60点以上の者に対して単位を認める。出席は成績には反映されない。
なお、毎回の講義で課題を解答した者には加点する。

＜教科書＞

マクマリー有機化学概説（東京化学同人）

＜参考書＞

マクマリー有機化学（上、中、下）（東京化学同人）
ウェイド有機化学（上、下）　丸善（中村浩之ら訳）
Claayden, Greeves, Warren, Wothers, "Organic Chemistry", Oxford University Press
S. ウォーレン「プログラム学習　有機合成反応」（講談社）

＜オフィスアワー＞

木曜15:00-17:00八王子キャンパス ５号館202号室
水曜15:00-16:00新宿キャンパス 20階A-2066号室
これ以外の時間に訪問する場合は事前にメールで問い合わせ下さい。
小林：motokoba@cc.kogakuin.ac,jp

＜学生へのメッセージ＞

必ず予習をしてくること。