2016年度工学院大学 先進工学部応用物理学科
△確率統計学(Probability and Statistics)[4D38]
2単位 赤城 文子 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 統計的なものの考え方や、統計手法の基礎(記述統計学、母集団
と標本の考え方、確率・確率分布)を習得する
- <受講にあたっての前提条件>
- 順列、組み合わせの計算ができること。
- <具体的な到達目標>
- @変数及び二変数のデータの整理ができる。
Aベイズの定理を使って確率計算ができる。 B二項分布とポアソン分布の基礎を理解し応用できる。 C正規分布の基礎を理解し応用できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 一変数のデータ整理(母集団と標本)
準備学習:教科書1〜6ページを熟読し、練習問題1-1を解く 2. 一変数のデータ整理(平均、分散、標準偏差) 準備学習:教科書9〜19,44〜53ページを熟読し、練習問題2-1を解く 3. 相関分析 準備学習:教科書197〜203ページを熟読し、練習問題12-1@ABを解く 4. 回帰直線(最小2乗法) 準備学習:教科書218〜226ページを熟読し、練習問題13-1@ABを解く 5. 順列、組み合わせ、確率の実験 準備学習:教科書63〜73ページの例題を理解する。練習問題4-1を解く 6. 確率の意味 準備学習:77〜82ページの例題を理解する。練習問題5-1を解く 7. 確率の加法定理、乗法定理 準備学習:83〜90ページの例題を理解する。練習問題5-7を解く 8. 確率の乗法定理、ベイズの定理 準備学習:91〜93ページの例題を理解する。練習問題5-10を解く 9. 確率変数と確率分布、期待値 準備学習:99〜100ページの例題を理解する。練習問題6-1を解く 10. 二項分布 準備学習:101〜103ページの例題を理解する。練習問題6-2を解く 11. ポアソン分布 準備学習:104〜106ページの例題を理解する。練習問題6-4を解く 12. 正規分布の特徴,標準正規分布 準備学習:107〜113ページの例題を理解する。練習問題6-6を解く 13. 正規分布の応用 準備学習:114〜115ページの例題を理解する。練習問題6-8を解く 14. 学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 授業内で行う演習または宿題の提出20点と定期試験による80点の合計100点で評価する。なお、準備学習の提出は加点する。A+〜Fの6段階評価でD以上の者を合格とする。
なお、5回以上授業を欠席または遅刻した場合は、評価対象外として単位取得の資格を失う
- <教科書>
- 「例題で学ぶ初歩からの統計学」 白砂 堤津耶 (日本評論社)
- <参考書>
- 「統計学入門」 東京大学教養学部統計学教室偏 (東京大学出版会)
- <オフィスアワー>
- 金曜日17時〜18時 新宿校舎A2272
- <備 考>
- 電卓を持っている人は持参してください。
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