| 2016年度工学院大学 先進工学部応用物理学科
 
 
△教育学B(Pedagogy B)[1D29]
 2単位
 村元 宏行 非常勤講師
 
 
<学位授与の方針>| ○ | 1. 基礎知識の習得 |  |  | 2. 専門分野知識の習得 |  | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 |  | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 |  |  | 5. 創成能力 | 
<授業のねらい>本講義は、「教育と文化」というテーマについて、歴史的・制度的視点から見直すことをねらいとします。特に、私たちの多くが受けてきた日本の教育文化(主に学校教育)について捉え直すための知識や情報を提供します。<受講にあたっての前提条件>高等学校で学ぶ歴史科、公民科についての知見を最低限有していること。<具体的な到達目標>日本の教育文化を歴史的、制度的視点から説明できる。現代日本の教育文化について自らの考えを述べることができる。
<授業計画及び準備学習>1.ガイダンス2.教育とは何か(1)「教育」という営みの性質と研究
 3.教育とは何か(2)教育の理念・方向性
 4.戦前日本の教育と文化(1)学校制度の登場
 5.戦前日本の教育と文化(2)戦前の教育文化
 6.戦後日本の教育と文化(1)民主主義と教育
 7.戦後日本の教育と文化(2)「逆コース」と教育
 8.現代日本の教育と文化(1)「学力」と「ゆとり教育」
 9.現代日本の教育と文化(2)新自由主義・新保守主義の台頭
 10.現代日本の教育と文化(3)学校選択・学校参加制度の形成
 11.現代日本の教育と文化(4)「学校安全」をめぐる問題
 12.現代日本の教育と文化(5)体罰をめぐる問題
 13.現代日本の教育と文化(6)いじめをめぐる問題
 14.現代日本の教育と文化(7)東日本大震災と「学校安全」、学習内容の振り返り
<成績評価方法>期末レポート(100%)欠席が3分の1を超えた学生には、レポートの提出を認めません。
<教科書>教科書は使用しません。レジュメを配布します。<参考書>随時、指示や紹介します<オフィスアワー>授業前後に授業教室で対応することを原則とします。 
 
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