2016年度工学院大学 先進工学部応用物理学科

物理学演習(Exercises in Physics)[1410]

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1単位
上塚 貴史 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
「物理学1」および「物理学2」で学んだ力学に関する理論について,
具体的な演習問題を自ら解くことによって理解を深める.

<受講にあたっての前提条件>
高校での物理学履修は問わないが,数学の基礎知識は必須である.
特に関数・ベクトル・微分積分について復習しておくように.

<具体的な到達目標>
1. 運動の3法則を理解し,応用できる.
2. 保存則の理解し,応用できる.

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス,単位系,次元
準備学習:高校で学習したベクトル・微積分を復習し,1章例題・確認と演習の準備を理解する
2.ベクトル演算(1)
準備学習:1章演習問題を解き,2章例題・確認と演習の準備を理解する
3.ベクトル演算(2)
準備学習:2章演習問題を解く
4.ベクトル演算(3)
準備学習:2章演習問題を解く
5.速度,加速度(1)
準備学習:3章例題・確認と演習の準備を理解し,3章演習問題(基礎)を解く
6.速度,加速度(2)
準備学習:3章演習問題(応用)を解く
7.運動方程式,等加速度運動(1)
準備学習:4章例題・確認と演習の準備を理解し,4章演習問題(基礎)を解く
8.運動方程式,等加速度運動(2)
準備学習:4章演習問題(応用)を解く
9.運動方程式,等加速度運動(3)
準備学習:配布されたプリントを解く
10.振動
準備学習:5章例題・確認と演習の準備を理解し,5章演習問題を解く
11.中心力による運動
準備学習:6章例題・確認と演習の準備を理解し,6章演習問題を解く
12.仕事と力学的エネルギー(1)
準備学習:7章例題・確認と演習の準備を理解し,7章演習問題(基礎)を解く
13.仕事と力学的エネルギー(2)
準備学習:7章演習問題(応用)を解く
14.学習の振り返り

<成績評価方法>
授業内には板書発表を求め,適宜レポート・小テストを行う.板書発表を行わない者は単位取得できないものとする.また,試験期間には学期末試験を実施する.評価割合は「板書による発表・レポート・小テストなどによる平常点」を50%、「学期末試験」を50%とする.

<教科書>
「物理学演習テキスト」 (学術図書出版)

<参考書>
加藤潔著「理工系物理学講義(改訂版)」培風館
前野昌弘著 「よくわかる初等力学」東京図書

演習テキストの解説はあくまでも要点のみであるため,物理学講義で
用いられているテキスト,および授業ノートを参考に問題演習をすること.

<オフィスアワー>
月曜日 12:00−13:30
(八王子校舎1W−332室 物理準備室)


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